4月末の放射線量マップを、文科省が発表したというので、見てみた。
とにかく隠蔽体質の、霞ヶ関のことだから、適当にお茶を濁すマップかと思っていた。
しかし、よく見ると、思いのほか深刻な状態らしい。
それにしても、前に文科省が発表した放射線量の積算値とは、かなり違っているような気がする。。。
とにかく「放射線の健康への影響は、ないない」といい続けてきた専門家。
(たとえば、下の3月23日読売新聞記事。)
それらのコメントはこれから出てくると思われる。
だんまりか。それとも、「まだまだ平気」というか。興味のあるところ。
しかし、読売を初めとする大新聞やTV局は、この文科省モニタリングについては、今のところ沈黙。
なぜか赤旗新聞だけが載せている。その思想部分はさておき、スクープ部分は、大いに役立つ気がする。
こちらは、文科省発表の放射線量マップの一部
(クリックすると拡大)
こちらは、やっかいなCesium134と137
『福島県の一部地域/チェルノブイリ級の汚染 2011年05月07日09時30分 提供:しんぶん赤旗
文部科学省は6日、福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)事故で放出された放射性物質の地表面への蓄積状況について、航空機モニタリング測定の結果を発表しました。
土壌汚染が、旧ソ連チェルノブイリ原発事故(1986年)に匹敵する状況であることが浮き彫りになりました。地図はセシウム134、137の地表面への蓄積量を合計したもの。
濃度が高いところから赤色、黄色、緑色などとなっています。
<広範囲に汚染拡大>
文部科学省が6日に発表した福島第1原発事故の土壌汚染地図。
調査は、文科省と米エネルギー省が4月6~29日に実施しました。福島第1原発から80キロ圏内について、ヘリコプターと小型飛行機に搭載した放射線検出器で、地上に蓄積した放射性物質からのガンマ線を測定しました。
地図は放射性セシウム134、137の地表面への蓄積量を合計したもの。
赤色(1平方メートルあたり300万~3000万ベクレル)が最も濃度が高く、黄色(100万~300万ベクレル)、緑色(60万~100万ベクレル)と続いています。
野口邦和・日本大学専任講師(放射線防護学)の話 これまでの地上での測定結果から予想される濃度と大きな違いはないが、広範囲にわたってチェルノブイリ事故と同程度以上のすさまじい汚染が進んでいることがわかる。現状のままでは住民が戻れない地域が広範囲にわたって出るのは間違いない。今後は、さらに詳細な地図をつくって、対策を進めることが大切だ。』(livedoor news)
http://news.livedoor.com/article/detail/5539709/
◆文科省が発表したモニタリングレポート
↓
http://www.mext.go.jp/component/a_menu/other/detail/__icsFiles/afieldfile/2011/05/06/1305820_20110506.pdf
◆(2011年3月23日00時00分 読売新聞)
『土から放射性物質、専門家「健康被害ない」
文部科学省は22日、21日に福島県内2か所の土壌を採取し放射性物質の量を測定した結果を公表した。
それによると、21日午前9時45分に福島第一原発から西北西約40キロ・メートル地点で採取した土から1キロ・グラムあたり4万3000ベクレル、同11時51分に北西約35キロ・メートル地点で同1万6000ベクレルの放射性ヨウ素131を検出した。放射性セシウム137も、それぞれの地点で1キロ・グラムあたり4700ベクレル、1400ベクレル検出された。放射線量はそれぞれ5マイクロ・シーベルト毎時、1・5マイクロ・シーベルト同とわずかだった。
橋本哲夫・新潟大名誉教授(放射化学)は「当該地点で農産物が栽培されたとしても、放射性ヨウ素131は8日で濃度が半減する上、雨で流れたり耕作することでも薄まるので消費者が口にする頃には健康への被害はほとんどなくなるだろう。周辺の土を踏んだり触れたりしても、靴や手を洗うことで洗い落とせる」と話している。
同省は、屋内退避区域を含めた原発から20キロ以上離れた福島県内の観測態勢を強化。モニタリングカー(観測車)での計測による、空中放射線量のほか、今後は土壌、空気中の塵(ちり)の分析結果を公表する。ヘリコプターで上空の放射線量を測定することで地表面の汚染状況も調べる予定。・・・・・・・・・・』
