『法務省は17日午前、殺人など人の命を奪う重大な犯罪について、死刑にあたるなど特に重い罪については公訴時効を廃止し、それ以外の罪についても時効期間を延長する方向で見直すべきだとする同省の勉強会の最終報告を発表した』(YahooNews)
この公訴時効については、以前から、被害者や家族にとって理不尽な制度だよなあと思っていたところ。
この時効の制度は、殺人犯が、事件から25年たつと、(裁判で)罪を問われなくなるという制度。
遺族は、たとえ犯人がわかっても、処罰をあきらめなければならない。刑法に「時効制度」があるが、これとは似て非なるもの。よく、TVの刑事ドラマに出てくる「時効」はこれ。
刑事事件が専門でない弁護士さんの中には、これと刑法の「時効」を間違える人もいるくらいややこしい。そういうカミングアウト話はさておき。
そもそも時効制度は、「時間がたつと、証明も難しくなるし、なかったことにしましょう。まあ、問題も少ないようなので。」という制度だから、殺人罪で言えば、「まあ、人殺しはなかったことにしましょう」という、お役所仕事の手間を省こうみたいなご都合で決まったような制度。
なので、被害者の遺族は、そんなので納得できるわけがない。
公訴時効を認めないと、証拠がなくなって無罪の証明もできず、無実の罪の人がふえる可能性が出る。という理由で反対意見もあるらしい。
でも、それとこれとは次元の違う話で理由にならない。。。という反論もあるらしい。
まあ、むずかしい話はおいといて、東京03のコントじゃないけれど、「10年前にA君に500円貸したんだけどまだ返してもらっていないんだけど。まあ。せこいと言われたくないので言わないよ。」というのとは、ワケが違う。
少なくとも『身体を傷つける犯罪の時効は、ない』というのが妥当だろうなあ。。。と思う。
『10年前の小6のとき、一発なぐられたんで逮捕してください』という訴えが来れば、『それ受け付けるけど、不起訴処分!』で足りるだろうしね。いちいちメンドいかな。。。