普段、私の寝る時間は23時過ぎ。
遅くまでテレビを見て、
寝るのが習慣です。
その日も、お布団に入って、
そろそろ入眠。
ウトウト始めた頃、
遠くから救急車の音が
聞こえてきました。
若い頃から、深夜勤など
当直もやっていたので、
夜中でも救急車の音がすると、
なんだかドキドキして、
とても気になります。
これは職業病ですね。(^_^;)
だんだん近づいてくる救急車のサイレン。
そして、音が変わって、
ピタッ!と、止まりました。
時間は、深夜1時頃。
近くで停まったな~。
と、布団を出て、リビングの方へ行くと、
カーテン越しに
救急車のランプがチカチカと
光っているではないですか。
ベランダ側の
カーテンを少し開け、
↑↑
家政婦は見た!状態の私。笑。
お隣さんでしょうか。
そこに救急車が停まっていました。
出て来た救急隊を
よ~く目をこらして見ると、
え?ダンナ?(^_^;)
↑↑
いつも見ているので、遠目からでも
分かる妻。
そう、私のダンナは消防署勤務。
この地域も管轄内です。笑。
担架で運ばれている方と、
そのご家族・・・
数人、慌ただしく動いています。
家政婦は見た状態で、
ず~っと覗いていると、
ダンナが救急車に乗る前に、
こっち見たぁ~!(^_^;)
私の視線を感じたのでしょうか。笑。
私の性格を、
よ~く知っているだけに、
私が絶対見ている!
と思ったのでしょう。
シャ~とカーテンを閉め、
救急車が出て行くのを見送りました。
お隣さん、大丈夫かな~。
昼間と違って、夜中の体調の異変は、
とても気になります。
医療機関も開いている所がないので、
夜の診療は、深夜も開いている
公的医療機関が多いです。
昼間のように、
普通に診療という訳にはいきません。
医療費もそれだけ、
お高めになります。(^_^;)
高齢者の方々の多くは、
救急車を呼ぶのは、ちょっと・・・
と、悩まれる方も多いのですが、
自分で手に負えないような体の急変は、
迷うことなく、呼んだ方が安心です。
今は、救急車の
サイレンの音がうるさい、とか、
いろいろと世間では言われますけど、
命のキケンにさらされている時、
そんな事など、言ってられません。
大切な家族、そして、医療従事者なら、
<戻る命>なら、戻ってほしい、と、
いつも思っています。
意識がない時なら、
なおさら、一刻を争います。
命の現場では、その1分1秒が勝負。
どんなに健康な人でも、
急変することはあります。
病気のリスクを抱えている人なら、
どこで、どう起こっても対処出来るように、
治療している病名、
通院している病院名や
いつも飲んでいるお薬、
薬品アレルギーなども書き留めて、
お薬手帳や保険証などは、
すぐ出せる場所に置いておきましょう。
そして、夜中の救急車も、
事故がないように安全に
患者さんを搬送してほしいです。
で、次の日、
ダンナが言いました。
「絶対、見てたよね?!」と。笑。