外来や病棟で患者さんと

接していると、

 

ふと感じることが

あります。


「この人、きっと穏やかな人生を歩んできたんだろうな」


逆に、
「いろいろ我慢してきた人なのかな・・・」

 

もちろん、勝手な

想像かもしれません。


でも、

長年現場にいると、

 

言葉にしなくても伝わる

雰囲気”があるんです。

 

人の表情って、

その日の気分だけで

 

できているわけでは

ありません。


これまでの環境、

関わってきた人、

選んできた生き方・・・


そういうものが、

少しずつ積み重なって

“顔”になっていく。

 

例えば、よく笑う人。


この人はきっと、

笑っていられる時間が

多かった人です。


誰かに大切に

されてきたのかもしれないし、

 

自分で自分を守る術を

知っている人かもしれません。

 

一方で、

どこか緊張感のある人。


表情が固く、

少し警戒しているように

見える人。


そういう方は、

もしかしたらずっと

 

気を使って

気を張って、

 

生きてきたのかも

しれません。

 

どちらが良い、

悪いではなく、


その人の

“生きてきた証”が

表情に出ている

 

だけなんですよね。

 

面白いのは、

環境が変わると

 

表情も変わること。

 

初診や入院当初は

不安そうだった患者さんが、


少しずつ慣れてきて、

笑顔が増えていく。


ご家族や友人が

面会に来た途端、

ふっと顔が緩む。

 

その変化を見ていると、


「あ~人ってやっぱり環境に影響されて生きているんだな」

と実感します。

 

ドラマの世界でも

同じです。


たとえば

小説などの物語、

 

 映画やドラマの

登場人物たちも、


愛し方や

人生の選択によって、

 

どんどん“顔つき”が

変わっていきます。

(役者さんにもよりますが・・・(^_^;))

 

優しさを貫いた人の顔。


何かを守るために、

少しずつ歪んでいった人の顔。

 

どちらも、

その人なりに

必死に生きた結果です。

 

だからこそ思うんです。


人の表情は

“今の状態”ではなく、


「これまでの人生の積み重ね」

そのものなんだと。

 

そしてもうひとつ。


これはナースとして、

そして一人の人間として

思うこと。

 

顔は、これからも

変わっていくということ

 

どんな環境に身を置くか。
どんな人と関わるか。
どんな選択をするか。

 

決めるのは自分自身。

 

それによって、

数年後の自分の顔は

きっと変わる。

 

だからせめて、
少しでも穏やかな表情で

いられるような

 

環境や選択を、大切にして

いきたいものですね。(^_^)