子供の頃は、

テレビは一家に1台。

 

リビング(昔は、お茶の間?)に置いてあり、

家族揃って、テレビを見ていました。

 

そして、チャンネル争いもしばしば。笑。

 

1台しかない高級なテレビだったので、

御飯を食べながら、

 

家族みんなでテレビを見るのが、

昭和の日課でしたね。

 

今は、テレビがなくても、

 

パソコンやスマホなどの動画で、

好きな時に好きな時間だけ、

 

いつでも見ることが出来ます。

 

そんな豊かな時代が来るとは・・・

 

子供の頃は、

思いもしませんでした。

 

こんな感じで、

どの家庭でも使う頻度が多かった

昭和の貴重なテレビ。

 

今も昔も、変わらないことは、

子供と大人が見る番組が違うこと。

 

子供達が見るのは、

決まってマンガなどアニメ。

 

大人が見るのは、

ニュースと相撲。

 

そして、夜は時代劇。(^_^;)

 

子供達は、見たくないようなものを

自然に見せられていました。笑。

 

時代劇は特に、

何が面白いのだろう・・・

 

と思っていた子供時代。

 

夕ご飯が終わり、寝るまでの間は、

決まって家族で時代劇です。

 

あの頃は、毎日のように

時代劇の放送がありました。

 

ダントツの人気1位を誇る

水戸黄門に始まり、

遠山の金さん、

大岡越前・・・

 

昭和で放送された時代劇の中でも

代表作ですね。

 

時代劇は、終盤に<見せ場>があるのも、

ファンにとっては、大事です。

 

水戸黄門なら、

印籠を出すシーン。

 

人によっては、

由美かおるさんの入浴シーン。笑。

 

遠山の金さんなら、

桜吹雪のタトゥを見せるシーン。

 

誰もが知っている有名な場面です。

 

この見せ場がないと、時代劇とは

言えません。

 

そして、お涙ちょーだい!

 

胸にグッとくるシーンも多い。

 

時代劇の醍醐味です。

 

時代劇の中でも、

私が特に印象深く残っているのは、

 

銭形平次!笑!

 

そう、見せ場は、

<銭投げ>です。

 

平次役は、いろんな役者さんが演じていますが、

やはり、大川橋蔵さんですね。

 

あのキリリとした顔。

マゲも良く似合っています。

 

妻、お静さんの、

「お前さん!」と呼ぶ声も

美しかった。笑。

 

夫婦仲も良すぎますね~。(^_^)

 

銭形平次が住んで居る場所は、

神田明神下。

 

(劇中で、<神田明神下の平次>と

自己紹介してました。)

 

なので、この銭形平次が好きで、

わざわざ神田明神へお参りに行きました。

 

お参りしながら、

平次は、この辺りの管轄だったんだと。笑。

 

オープニングの歌も好きですね。

 

あの曲の出だしの部分から。


ちゃんちゃらちゃら~♪

銭が~飛ぶぅ~♪

 

週1回の放送でしたが、

歌詞もしっかり覚えています。

(今度カラオケでも歌おうか。笑。)

 

と、思い出が多い銭形平次ですが、

彼の銭を投げる命中率は100%!

 

確実に犯人をしとめますね。笑。

 

子供ながらに、

あっぱれ!

と思っていました。

 

まず、お金を投げるのが、

スゴイと思います。

 

大事なお金ですが、

平次は常時、このお金を腰に

ぶら下げています。笑。

 

そして、必ず命中!

 

犯人(時代劇言葉なら、げしゅにん)の

顔か頭に、銭が当たる!

 

お金が当たっただけでは、

ダメージは少ないと思いますが、

 

必ず、うっ!と、

言いながら倒れるげしゅにん。笑。

 

きっと、威力もスゴイのですね。

 

命中率が高い、ということは、

投げる練習も必要だと。笑。

 

確か、私の記憶だと、

 

北大路欣也さんが演じたオープニング?に

銭を投げる練習の風景があったような・・・

 

やはり犯人を追い詰めるなら、

銭を投げる練習は必須。

 

正確に、確実に命中させる!

 

銭形平次も、

人に言えない努力があったのですね。

 

自分の仕事に取り組む姿勢が

素晴らしいです。

 

子供の頃は、

おじいちゃんやおばあちゃんが

大好きだった時代劇。

 

その年齢に、

着実に近づいている今の私。

 

最近になって、時代劇が面白い!

と、感じるようになりました。

 

今なら、その頃の

おじいちゃん、おばあちゃん達の

気持ちも分かります~。

 

時代劇って・・・

人間味が濃くて、

よく作られています。(^_^)