ナースの仕事着<白衣>。
病院やクリニックで
見かける看護師さんの衣装。
笑顔もともなって、
清潔で、まぶしい~。
特に病気して落ち込んでいる時に見ると、
とても、輝かしいものがあります。
この白衣ですが、
最近は、動きやすい
ズボンタイプが多くなってきました。
学生時代からのナース友に聞いても、
みんなズボンタイプ。
むしろワンピースの白衣は、
全然、見かけないですね。
ワンピースからズボンに白衣が変った時、
慣れるまで、とても面倒と感じていました。
通勤着もズボンなので、
ズボンからズボンへ着替え。
ワンピースだと、上からストン!と
着られて、着替えも早かったので、
↑↑
女子はこの早着替え法、
分かると思います・・・。
ズボンになって、
特に面倒だなぁ~と。(^_^;)
昔のナースの白衣は、
ワンピースが主流。
スカートなので、
ストッキングが必須でした。
ズボンになってからは、靴下。
靴下だと、
ナースシューズを履くことになります。
今までは、ストッキングに
ナースサンダルだったので、
サンダルからシューズへ。
これも劇的変化です。
白衣がズボン、ナースシューズに
なってからというもの、
めちゃ動きやすい!
大股で歩ける!
家での持ち物も、
ストッキングが多かったのですが、
急遽、靴下を揃えました。
それまで、靴下って、
ほんの数枚しか持っていませんでしたから。(^_^;)
白衣が変わると、なんだか
新鮮な気持ちになりますね。
色も薄いピンク色の白衣だったのが、
今は、小豆色と紺色。
めちゃ強めの色になりました。
また、ナースの代名詞?だった
ナースキャップ。
これも、今はありません。
衛生上の問題だとかで、
今はキャップがある病院やクリニックって、
ほとんど見かけませんね。
ナースキャップがあると、
とても便利でした。
長い髪をキャップの中に入れて、
というか、詰め込んで、
時間がなくても、診察に間に合うよう
準備が出来ました。
今はキャップもかぶらないので、
しっかりと髪をまとめないといけません。
ロングヘアだと、特に、
落ちないように、ムースなど付けて、
ゴムとピンでまとめています。
私はセミロングなので、
ゴムとピンだけでまとめ髪。
ん~
ナースキャップの時代に比べ、
身だしなみにかかる時間は、
ほんの少しだけ長くなりました。
このナースキャップは軽くて、
かぶっている感が、ありませんでした。
仕事が終わって、
ロッカールームから出て行く時、
白衣は、通勤着に着替えても、
頭のナースキャップの
存在を忘れています。
キャップを付けたまま、
そのまま出て行ったことも。
そして、誰かが教えてくれる。(^_^;)
ナースキャップ経験者の
先輩ナース達は、
このキャップ取り忘れ事件、
きっと、あるある!ですよ。
そのまま院外へ、
出て行った先輩ナースも多いです。
どこかで気付けば良いけど・・・
と思いながら。笑。
そして、いちばん今と違うのは、
呼び方ですね。
看護<婦>さんから看護<師>さん。
今は、ナースも女性だけでなく、
男性の看護師さんも多くなってきました。
私が看護学校へ通っていた昭和時代は、
クラスに男性が2名だけ。
2人とも精神科の病院で、
仕事していました。
男性の力って、必須ですよ。
昭和時代のナースって、
何もかも自分でやることが多く、
患者さんの移動が、とても困難で、
腰痛持ちのナースが多かったのです。
検査室や処置室への移動、
ベッドからベッドへの移動、
入浴介助などなど・・・
結構、力仕事が多い。
そこに男性が1人いると、
女性が2,3人でも抱えれなかった患者さんを、
スムーズに移動が出来るようになりました。
はい、今の現場では、
男性の力は、必須です。(^_^)
また、勤務態勢も変化しました。
以前は、2交替の日勤と夜勤だけ。
今では、日勤、夜勤、準夜勤・・・
病院によって、
かなり交代制が多くなってきています。
働く方も、
正社員、非常勤、パート、派遣など・・・
子育て中や介護中でも、
時間を見ながら
勤務時間も変更出来ます。
以前より、病院も働きやすくは
なってきました。
こんな感じで、
ナースも変化ですね。
だけど、本質的なものは、
ずっと昔から変わりません。
世間で言う<白衣の天使>。
白衣などの風貌は変わっても、
中身は変わらないナース。
優しい笑顔で、患者さんと
向き合いたいものです。(^_^)