毎日、診察室で多くの患者さんと
接していますが、
それと同じくらい
<人間観察>もしています。
あ、仕事(ナース)は、
ちゃんとやっていますよ。笑。
人って・・・いろんな人がいます。
(当たり前ですが・・・(^_^;))
明るい人、暗い人、
静かな人、うるさい人、
クレーマー、モンスター・・・
人の性格って、十人十色。
1人1人に合わせながら、
診察前の問診をしていきます。
問診の中で、家族や会社など、
その患者さんの背景も
少しずつ見えてきます。
自分から話してくれる患者さんは、
とても会話が進みます。
カルテの記入も多くなりますね。
どんな性格なのかも
この時点で、よく分かるし。(^_^)
そんな中で思う事は・・・
私の長い経験から・・・
頭の良い人ほど、無口です。
(個人の見解です。笑)
自分から、いろいろと言わない。
他の人の話を聞いている方が多い。
能ある鷹は爪を隠す、でしょうか。
問診を続けていく中で、
大学の教授だとか、
有名な作家さんだとか、
初めて知ることになります。
そういう方々って、
自分からペラペラと話しませんねぇ。
診察室に座っていても、
風格があるというか、
どっしりと構えています。
問診も、こちらからしっかり聞かないと、
答えてくれない場合が多いです。
私からしてみれば、
ペラペラと症状を話してくれた方が、
スムーズに業務が進むのですが・・・(^_^;)
ほんとに、無口な人が多い。
そんな中、更にどっしり~とした体格の
ドクターが診察室に入ってきます。笑!
ドクターもどちらかというと、
そのタイプ?!
あまり自分の事は言わない。
医者という風格が、あまりにも
強すぎますね。
若い頃は、夜勤もしていたのですが、
夜の診察は、ちょっと注意をしていました。
大学から新人のドクターが
バイトで来ていましたから、
少し心配もありました。
どんなドクターが来るのか。
新人の若いドクターを見ていると、
診察室についていても、
この先生、大丈夫かな~と、
こちらが心配になるほど。笑。
深夜の患者さんでしたが、
案の定、何をどうしていいか、
分からない様子。
何より、患者さんに不安を与えてはいけない。
だけど、誰が見ても、
頼りなさそうなドクター。笑。
そういう新人ドクターでも、
数年後には、
しっかり<医者>という板について
大きめの学会などで、
名をあげたりしています。
たくさんの症例、経験が
本物のドクターに
成長させてくれるのでしょう。
そう・・・
環境が人の性格を作り上げています。
子供の頃でも、多々あります。
頭の良いお友達といると、
「うちで勉強しよう~」
「図書館行こう~」
と、なりますから、
自然と成績も上がります。
ワルの友達といると、
やっぱり遊びはイタズラが多い?!笑!
また、小さい社会では、家庭。
世間で言う<毒親>。
親は変えられないから、
とても厄介ですね。
そういう親に育てらた子供は、
やっぱり同じような性格になる?!
そこで、気付く子供は偉いです。
早くに家を出て自立。
反面教師で、自分の道を歩いて行く。
良いか悪いか、は、
自分自身で判断。
自分の周り、
良い環境作りは、
自分にとっても居心地の良い場所。
皆さんもいろんな環境におかれて
生活されていると思いますが、
自分を見失わず、
前を向いて、どっしりと構えて
生きて行ってほしいと思います。