ちょっと一休み・・・楽園「マニャガハ島」の歴史 | サイパン波平の「あいらんどぶろぐ」

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サイパン島から15分先に足を伸ばせば、エメラルドグリーンの海、真っ白な砂浜どこまでも澄んだ空。そこには太陽をいっぱいに浴びる島『マニャガハ島』があります。 透明度の高い海では沢山のマリンスポーツがお楽しみいただけます。マニャガハ島は 周囲1.5km ほどの美しい自然が残された国立公園に指定されている無人島です。

 


 

「マニャガハ(英語MANAGAHチャモロ語Mañagaha)」言いにくい名前のこの島はサイパン土着民「カロリニアン語」なんです。正式には Ghalaghal Islandです。意味は 「ちょっと一休み」 。今日はそんなマニャガハ島の歴史についてちょっとお話してみます。
 

 

1815年故郷であるサタワル島は巨大な台風で破壊された為、酋長のアグルブはカロリン諸島の人々を連れ安住の場所を求め故郷を跡にしました。彼らは優れ た航海術を持っており何百マイルもの航海の末マリアナ諸島にたどり着きました。当時マリアナ諸島を統治していたグアムのメディニラ総督に移住許可を得て、サイパンに移り住んで来ました。(スペイン領時代)彼等の子孫が現在のサイパン民族の「カロリニアン民族」です。サ イパン上陸前に休憩をされたとするのが「マニャガハ島」。チーフ・アグルブのお気に 入りの場所だったマニャガハ島には今でも チーフ・アグルブの像と彼のお墓があります。

伝統的な冠を被りった像の右手には杖、左手に公的移住許可書とシルクハットを抱え、サイパン島を眺めて立っています。

 


彼のお墓の後ろにある大きなカジュマルの樹はパワースポットと言われています

 


毎年マニャガハ島にてチーフ・アグルブ・デイのセレモニーが行われます。1969年9月18日に銅像が建てられてから毎年9月18日前後に行われており今年は9月17日(土)となります。

この日マニャガハ島に行かれる方は是非セレモニーに参加してみてください。
セレモニーに参加できない方も、マニャガハ島に行かれた際は、チーフ・アグルブの像とパワースポットのお墓を訪れてみてください。

 

 

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