こんにちは。
PMPセミナー講師のMです。
本日もPMP試験対策の記事を更新していきます。
2021年の最新のPMP試験対策についてはこちらのHPやPMP試験対策ブログを参考にしていただきたく思います。
<2021年のPMP試験対策>
PMP試験対策ブログ⇒PMP試験対策ブログ
さて、私がPMP試験を受けたのが、2019年5月でした。
その時の試験問題に対する感想はこちらの記事から➡️2019年5月受験 PMP試験の感想
PMP試験対策講座をしている中で、受講者の方々から、PMP試験合格に向けて、
どのような準備・勉強をすれば良いのかご質問を多数受けることがあります。
私がPMP試験合格を目指していたころは、どんな事をしてきたのかを記事にしていきたいと思います。
参考になりましたら、幸いです。
PMP試験について
PMP試験とは、プロジェクトマネジメントに関するPM(プロジェクトマネジャー)としての考え方が問われる試験となります。
どのような考え方かと言いますと、米国PMI(プロジェクトマネジメント協会)が好ましいと思うプロジェクトマネジメントの考え方です。
今現在プロジェクトマネジャーとしてプロジェクトを進めている皆さんの考え方とは少し異なるかもしれません。
日本人特有の忖度などは問われません。笑
PMP試験で問われる試験問題の正解は、PMIが好ましいと思うアクションです。
PMP試験の受験者のプロジェクトマネジャー経験で回答してしまうと、正解を選んだつもりでも、誤回答となります。
このようなPMI-ismに適応しないと、PMP試験に合格するのに苦戦してしまうことになるのだと思います。
話は戻りPMP試験ですが、PMP試験はPMBOKガイド⬇︎からかなりの割合が出題されます。
PMBOKガイドには記載はなくとも、もちろん他のビジネス一般的な内容も試験範囲と言われています。
<PMBOKガイド>
〈PMBOK ガイド 第6版〉
これを1ページ目から読んでみましたが、100ページぐらいで辞めました。
ただ漠然と読んでいるだけでは、なかなか頭には入り難いです。
考えを変えて、市販の問題集を解きながら、問題を解くよりも問題の解説を良く読みました。
PMP試験対策問題集を解いて、PMBOKガイドってなにがか書かれているのかを理解することを優先しました。
PMBOKガイド(日本語版)は、書いてある日本語が意味不明なんですもの~⤵︎
英語のPMBOKガイドをボランティアの方が日本語に作成してくれている状況です。
なのでPMBOKガイドを読むなら、断然英語で読んだ方がいいです。
そんな英語力が無い!!という方は、PMBOKガイド日本語版は、一旦忘れて、まず問題を解き、解説をよく読んでみましょう。全体的なイメージが出来てから、外部研修に行くと、「自分が何をすれば合格するか」が見えてくると思います。
PMPセミナー講師として振り返るとあまりよろしくないのですが、私PMP試験に向けてPMBOKガイドを読み込まないで、PMP試験に合格しました。
しかしながら、それは、以下に記載するような体験型学習を実践することが出来たからだと思います。(後述)
当時私がPMP試験合格へ向けて実践したこと
私がやったことは、以下です。
- PMP試験問題集を早めに1冊解くこと(PMBOKガイドの全体像をイメージするため。基礎固め)
- 1を得て、外部研修(35時間)に参加して、PMP試験対策の心得を知り、模擬試験を解く(時間配分を経験するこ都が大切)
- 自分の弱点だけをまとめた自分用のノートを作る(弱点だけまとめてください。自信をもって回答出来るタイプの問題は、いつでも回答出来るので、復習リストから外しても良いと思います。時間は限られているので、弱点補強に時間をつかってください)
私がしてきたことを一般化すると上記の3つになります。これで受かります!!はい。
市販の問題集を解くということ・・・
さて、市販の問題集はたくさんありますが・・・・ 何を選んだらよいのでしょうか?
私は、虎の巻第6版をベースにもう1冊(PMP試験 要点解説×対策問題、どちらも第6版用)を使用しました。
どちらも基礎を作るためのもので、この2冊で合格しようだなんて思っていませんでした。
有名なRita Mulcahyの本は、むしろPMP試験に合格してから頻繁に使用しています⬇︎
↑これは良書です。試験対策としてきちんと読めば、PMP試験合格が楽になったでしょうね。
あくまでPMP試験問題を解く知識・基礎をつけるために、日本の市販問題集を使いました。PMBOKガイドの理解を早め、全体像をイメージすることが第一ステップだとおもいますので、問題を解くことをお勧めします。
本試験を受けた率直な感想ですが、2019年5月現在までで、日本の市販問題集だけでは、PMP試験に合格するのは、難しいと感じます。
では、どうすればPMP試験に合格できるのか?
自分だけのオリジナル弱点ノートを作る
自分の弱点ノート作成。とても大事です。当日の試験会場に持って行ったのは、このノートだけです。このノートに書いてあることは、試験当日までに、「弱点」から「得意分野」に変更されているはずです!!
私はA4サイズのキャンパスノートを使いました。(ロジカルノートって書いてありますね。)⬇︎
外部研修でも練習問題や模擬試験をたくさん解くと思います。その中で、根本理解が出来ていない問題は、何度も類似の問題で間違いをしていました。また、自分が知らなかったことでも、問題集には記載があったりします。
私は、製薬・医療機器業界出身なので、ユーザーストーリーやエピックという言葉は、PMP試験対策の中で初めてしりました。ITでは当たり前なんですよね。
こういう出身分野が違うだけで知らない言葉って、時として出てきますよね。知らないだけで失点してしまうのは、非常にもったいない。
だって、知っていれば
得点できるかもしれない。ただそれだけの差で不合格になるなんて、バカバカしいじゃないですか!!
PMBOKの考え方・知識を業務で経験済みにしておくこと
そう言えば、PMP試験は、受験日を自分で設定できるので、しっかり準備できるところが良いですよね!
私はPMP試験対策中に学んだ知識、PMBOKガイドから学んだ知識を実際の業務に活用・応用しました。
〈活用例〉
- PMOを3年経験
- プロジェクト憲章を作成
- リスク同定→分析
- リスク登録簿を作成
- WBS作成
- スケジュール作成(PDN使用)
- コストマネジメント計画書作成
- コスト見積もり(ボトムアップ)
- 教訓登録簿作成
- 変更管理実施
- タックマンモデルを考えたチーム運営
- コンフリクトマネジメント
- コミニュケーションマネジメントの実施
- ステークホルダーエンゲージメント
- 終結に行うべき事柄の実施
- PMとしての事実確認
- etc.
PMBOKで学んだ事を、実際の業務に取り入れながら1年間プロジェクトを進めました。もちろん49のプロセスを全て取り入れたわけでなく、テーラリングしながら組織に必要な事がらをPMBOKガイドから取り入れてます。
そうすると、PMBOKガイドの内容を機械的に暗記するのではなく、実務経験で学んだ事により、しっかりと&忘れない記憶として定着していきます。
今現在自分がプロジェクトのどこにいて、次に進むためにどのようなインプットが必要なのか?という観点でプロジェクトを進めました。
PMBOKの49のプロセスは、必然的に頭に入ります。単純な暗記だけしたのでは、PMP試験問題を解く力はなかなかつかないでしょうね・・
2019年時点で、PMP試験は、暗記問題は出題されないです。
さらに、年々PMP試験は難化傾向にあるようです。もはや、PMP第5版までのような単純な知識を問うような問題は出題されません。
実務ベースでPMBOKガイドを学ぶこと、それが出来なくても、PMBOKガイドをベースにプロジェクトマネジメントをした経験(疑似体験も可)が、PMP試験合格の鍵となると私は考えます。記憶にフックがかかり、忘れにくく、また実務と連動することでプロセスの前後を強く意識するよう変われます。そうなると、かなり合格は近いです。
その上で、良質な練習問題を解き、解説を良くよみ、自分に落としていくと、ドンドンレベルアップしていきます。
暗記だけでは、PMP試験合格は難しいと思いました。また、試験合格にだけ、超短期決戦で試験受験を進める会社もあります。
一長一短がありますよね。PMP試験合格だけが目標ならばそれも良い選択でしょう。
私が思いますのは、どうせPMP試験合格を目指すなら、実力のあるPMになる為にPMP試験合格を通過点にしましょう。
外部セミナー参加後、1ケ月後に、PMP受験も人それぞれだと思いますが、もうちょい時間をかけてみてはどうでしょうか。
急速に詰め込んだ知識は、その後(試験合格後)何もしないと急速に失われていきます。
私が講師を務めますPMP試験対策講座(前編・後編)は、受講者がPMBOKガイドをベースにプロジェクトマネジメントを任されているPMである事を疑似体験するような構成になっております。
興味のある方は、下記リンクからご連絡頂きたく思います(o^^o)
よろしくお願いいたします。
<PMP試験対策講座情報>
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