世の中「毒」だらけ!?健康の根本はデトックスから。 | 健康をサポートする店長ブログ

健康をサポートする店長ブログ

有機野菜や有機加工品をつくっている生産者側から見た、食に関する知識、健康情報を発信しています。

 今、私たちは、実に2千万種類以上の化学物質に囲まれているという現実があります。

 そして、病気の原因の一つには、有害物質がカラダに蓄積することによって起こっています。

 大げさだ!まだ大丈夫!自分は関係ない、と思っている人でも自分の身の回りにある有害物質を見直し、なるべく避けて、デトックス(毒出し)を促すことで、「健康な次の世代」を送り出す手伝いをしてほしいのです。

 

  ●私たち今は2千万種類以上の化学物質に囲まれている!

 私たちは多くの化学物質に毎日さらされています。そして、これらの化学物質が日常的に検査されることはまずありません。

 特殊な仕事に就いている人で、有害物質が蓄積されていないかどうかを検査が行われることがありますが、存在する有害物質のうち1%未満の物質しか検査されていないので、実際にはどんな物質がどの程度私たちの体に蓄積されているかは見当がつきません。

 現実として、私たちは想像以上の化学物質に囲まれており、安全性が保障されないまま、毎年数千単位で新しい化学物質が生まれています。

 

  ●化学物質のなにがどのように私たちにとって悪いのか?

 有害物質が私たちの体に及ぼす影響は計り知れないものがあり、病気のほとんどはこれら有害物質がカラダに蓄積された結果に起こっているとも言われています。

 

  ●今の子供たちは既にダメージを受けている?

 私たちのカラダは、知らない間に出す量よりも多くの毒が溜まってしまいます。

 その毒が溜まった体を持った親から生まれた子供達の体は、すでにダメージを受けている可能性すらあります。

 ダメージがあるカラダでは、以前は問題が無かったものにまで反応が出てしまったり、少量でも反応が現れたりするのも多く見られるようになります。

 

 

私たちのまわりにはどんな毒があるのか?

  ●化学物質が蓄積することで引き起こしている可能性がある病気

 私たちはたくさんの化学物質・有害物質に囲まれて生活をしています。

 化学物質は、大気・水・土・食べ物・住居・衣類・掃除・洗濯・化粧品・クスリなどあらゆるものに含まれています。

 クリニックの中では、化学物質がカラダに蓄積することで引き起こしている可能性があるという考えから、病気改善のアプローチの一つとして、化学物質の排泄を実践しているクリニックも増えてきました。

 

≪化学物質がカラダに蓄積することで引き起こしている可能性がある病気≫

⇒糖尿病・発達障害・神経疾患・認知症・ガン

 

【 農薬(化学物質)が引き起こすこと 】

・酵素の阻害作用

・腸内細菌の善玉菌を殺してしまう

・抗ガン作用のある物質を無くしてしまう

 

 

  ●デトックスするにはどうしたらよいの?

 既に病気の症状がある人、病気の人にとっては、毒をこれ以上溜めないようにし、体外に出すことができるかが、病気を改善させる有効な方法の一つとなります。

≪デトックス(毒出し)の基本4原則≫

1.有害物質をできるだけ避ける

2.有害物質が入りにくいカラダにする

3.内側から解毒しやすいカラダにする

4.上記1~3ができたうえで、いろいろなものを使って、解毒をやさしく手伝う

 

1.有害物質をできるだけ避ける

★自分が住んでいる環境に問題がないかチェック

高圧電線、電波塔がないか、ごみの埋め立て地など汚染された場所、農薬散布など

★住環境

ホルムアルデヒド、ダニやハウスダストアレルギー、カビが産生する「マイコトキシン」など

★口にするものからの害を最小限にする

添加物の入ったものをあまり口にしない、レトルトものやコンビニ弁当を控える、外食をする場合は作り手のわかる店で食べる、手作りを心がける

※化学物質や遺伝子組み換え物質など有害物質を入れるのを減らす努力をする

 

2.有害物質が入りにくいカラダにする

私たちは本来、有害物質が入らないようにする「バリア機能」を持っています。しかし、そのバリア機能を失ってしまうことがあります。

その原因は、「炎症」です。

炎症が起こってしまうと私たちのバリア機能が失われて、有害物質が入りやすいカラダになってしまいます。

炎症を引き起こしやすい食べ物を避ける

乳製品、砂糖、小麦製品、加工品、化学調味料など

⇒腸炎や鼻炎になりにくい「消化の良いもの」を食べることが必要

口呼吸を防ぐことも大切

口呼吸は口腔内の乾燥によって、雑菌の繁殖や咽頭リンパ組織の乱れや鼻粘膜の萎縮を引き起こし、上咽頭炎や歯肉炎、虫歯などを起こしやすくするからです。

 

3.内側から解毒しやすいカラダにする

ストレスに注意する

強いストレスがあると、交感神経が優位になり、カラダは戦闘モードになります。

筋肉を硬直させ、血管が収縮して血糖値を上げ、すぐに戦える状態にします。そうすると、排泄臓器も含めた内臓の機能を高める副交感神経が抑制されてしまいます。

交換神経が刺激されると副腎皮質ホルモンがつくられるため、さらに血管が収縮し、血流が悪くなり、炎症を引き起こして、解毒・排泄機能が落ちていきます。

ストレスは、解毒・排泄に関わる多くの遺伝子の働きを抑制してしまいます。

良質な睡眠をとる

実は、睡眠が妨げられると、時計遺伝子が乱れ、この時計遺伝子は、解毒を制御しています。

つまり、睡眠に問題があると、解毒がうまくできません。

汗をしっかりとかく

汗の中には、有害物質が含まれて排泄されていきます。塩素系殺虫剤やヘキサクロロベンゼン、重金属といった体に悪いものも汗をかくことで排泄されます。

身体を温める行為は、汗を出すだけでなく、血流を良くし、全身からの有害物質を回収するのにも役立っています。

また、リンパの流れもよくなるため、白血球を局所に運ぶことができ、有害物質の処理をしてくれます。

温めて、循環を良くすると、酸素も栄養も行き渡り、局所で代謝を高めてくれます。

 

4.色々なものを使って解毒を優しく手伝う

・「排泄機能を高める」カラダづくり

カラダを弱アルカリ性に傾ける食生活

生野菜、果物、梅干しなど

「有害金属の排泄を助ける」ミネラルの摂取

亜鉛、シリカ、マグネシウム、セレンなどの食品を摂取

その他、

・腸内フローラを改善する

食物繊維、発酵食品を積極的に摂取する。カラダを内側から温める。

・肝臓や腎臓の機能を高めるアプローチ

ビタミンB群、亜鉛、マグネシウムなどの栄養素に加え、酵素を摂取する。