深剃りで肌が荒れない髭剃りを探して早11年、加藤慎吾です。
世の中、文化祭・学園祭の季節ですね。
文化祭と言えば、僕が役者の道を選ぶことになったキッカケの１つでもあります。
高２の文化祭、クラスで映画を作ることになり、
当時日焼けで真っ黒だった僕はそのオリエンタルな見た目を活かし
カレー屋の主人にしてカンフーの達人という役をやったのでした。
実に14年前のこと。え、14年前！？嘘だろ…( ; ゜Д゜)
さてさて連日、コメフェス２０１４参加作品『殿(しんがり)はいつも殿』、
通称『殿殿』の稽古に盛り上がっているわけですが、
その最中、とても凄惨な光景が繰り広げられました。
速報をご覧になった方もいらっしゃるでしょうが、
本日はその詳細を現場写真をふんだんに交えてルポいたします。
それは昼の稽古を終え、夜の稽古に向けて
各自食事をとるなどして鋭気を養っているときのことでした。
どこからかプロレス技の話になり、
腕っぷしの強い賢嗣さんは腕相撲も強いのでは！？と、
我PMC野郎が誇る腕相撲バカ、吹原とのマッチアップと相成ったのです。
「こ、こいつ、つえぇ！！！ヒャー！！」と、
久しく強敵と手合わせしていなかった吹原は大興奮。
ちなみに両者は同い年。
「ぐおおお！！！！」と叫び全力を振り絞る両氏！
二人の交える拳は試合開始前からピクリとも動かず、まさに実力伯仲！
その後ろで北区アクトステージ所属の井上賢嗣さんへ
「キ・タ・ク！！キ・タ・ク！！」と黄色い声援を送る女子たち。
あ、あれ？ホームだよね、ここ？
結局決着はつかず、両者互いの力を認め合い
二人の好漢の白熱した仕合に称賛の拍手が鳴った稽古場ですが、
そこへ「俺が決着をつけてやるぜ！」と名乗り出た男が。
さ、サイショモンドダスト☆！！
そう、我々には彼がいた！
その肉体美はあまねく関東小劇場界へ轟き、
『舞台上で裸になるために産まれてきた男』と呼ばれるほど。
彼なら…彼なら北区アクトステージからの刺客を
返り討ちにしてくれるかもしれない！！
我々の期待はいやがうえにも高まりました！！！
その、２秒後。
！！！！！
あっけない…
あっけなさすぎる！！！
と、
サイショモンドダスト☆が手の甲で机の冷たさを感じ
「これが敗北の味か…」と抗いようの無い屈辱感に押し潰されたその瞬間、
井上賢嗣氏がザッと立ち上がり、事件は起きたのです。
サイショモンドダスト☆を組敷く井上賢嗣氏！！
共に「北区つかこうへい劇団」で学んだ同期の
余りにふがいなさすぎる姿に、怒り心頭に達したのでしょう。
ん！？そこへ謎の黒尽くめの男が！！
出た！政府開発援助、ＯＤＡこと小田信泰だ！！
元自衛官の膂力に物言わせ、
サイショモンドダスト☆のズボンを脱がそうとしている！！
しかし、必死の抵抗に遭い一旦手を引く元自衛官。
「脱がせろ脱がせろ！！」と沸く観衆の声に応え、
井上賢嗣は諦めずサイショモンドダスト☆の腰にしがみつく！
あああーーーっ！！！
出た！出てしまったぁーー！！！
サイショモンドダスト☆の尻が、今白日の下にぃっっ！！
…
……
………
全てが終わり、静けさを取り戻した稽古場。
そこには、サイショモンドダスト☆の無様な姿が転がっていました。
とまぁ、こんな感じでオンとオフをしっかり切り換えつつ、
我々は一丸となって『殿殿』の完成度を上げております。
それはもうメキメキと、音のなる勢いで。
他劇団も面白いに違いないです。
しかしだからこそ、我々はこのコメフェスに参戦するのです。
そう、強敵（とも）を求めて。
でも、我々だって自信アリアリでございます！！
強敵がいるから、というのと同時に、
自信があるからこそ、コメフェスに参戦するのです。
目指すは連覇のみ。
ぜひ、楽しみにしててくださいね！！
というわけでそこのアナタ！
我々パーチームの公演だけでなく、
グーチームもチョキチームもご覧いただけると嬉しいです！！
それでこそ、コメディフェスティバルじゃないですか！
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