1円落札。
初期のMDレコーダー、MDS-302。

いつものゴムベルトがドロドロ。
アルコールで拭いて、つけました。


レンズクリーニング実施。


しかし読み込まず。


トリマーを調整。


すると、


読めました。

と言っても、読めないMDもあり、これ以上は無理でした。



外見は最悪ですが、なかなかいいです。


PUが悪名高いKMS-210Aですが、読めないことはほとんどありません。


最初は実は、MDS-S1の部品取りとして考えてましたが、S1が直ったのでこのままにします。


以前から修理に挑戦していた、ソニーのMDS-S1。

これといった高性能な部分はありませんが、2002年ごろ中古で購入し見た目の高級感から、何度も捨てられそうになりながら修理、挫折を繰り返してきました。

 

で、

前回までの音がおかしくなった件について、色々考えるにATRACを処理するチップが壊れているものと推測。

同様のピックアップを使うオンキョーのMD-122Mをドナーに購入。

チップも同型だったので、交換に挑戦。

こいつから取ります。

 

このチップ。

 

これを取るために購入。

ヒートガンです。

意外と簡単に取れました。でも300度はすごい温度です。

 

そしてS1側も

 

で、取り付けようとしましたが、ピンのピッチが狭く微妙なずれでうまく行きません。

 

何度か試行錯誤。

半田ブリッジが起こったりで苦戦。

ここはペースト半田を使ってみました。

 

ブリッジがないか確認を入念に。

 

そしてついに

直りました!!!!!

長い戦いでした。お金もかなりかかりました(笑)。

録音ヘッドが折れているので録音はできません。正常なMD-122Mのメカを入れれば直りますが、録音はしません。

 

さらに追加で、

MDS-S35。メルカリで送料込み3000円。

S1の部品どりも想定していましたが、メカ側のゴムベルト溶解を修理して直りました。

 

いやー、最高に嬉しいです。

ヒートガンが手に入ったので、ラジコン関連の修理にも使えそうです。

 

昨日、話題の映画「国宝」を観てきました。

長かったですが、大変見応えのある映画でした。

 

ディスクアクセスするようになり、音が出るようになったMDS-S1ですが、その音がとんでもないことになっています。

 

せっかくメカは解決したのに。。。

 

原因はよくわかりませんが、組み直しているときに、メカ部へのコネクタ(MDのローディング用)を差し忘れていたのに気がついて、電源を入れたまま挿してしまったのです。それから以降、おかしくなったような??はっきりしませんが。。

 

大きいFFCケーブルの上のコネクタです。

 

どうも色々調べたところ、ATRACのLSIの不具合のようです。。

こいつを付け替えるしかなさそうです。

 

ちなみに、ジャンクで入手したオンキョーのMD-122Mも同じメカ、ATRACチップです。

メカはそのまま移植できます。

このチップを外して付け直すのはかなりハードルが高い。。。

でもチップがダメなら、やるしかないんですよね。。。

 

ちなみに、このオーディオ基板は、以前持っていたジャンクのMDS-S30と同じようです。

S30は処分してしまったんですよね。。。持っておけばよかった。。。

不動のS30やS1を探してみます。

それか、ヒートガンで挑戦するか、、、です。

なんとかしてS1を動かしたいと思います。