10月1冊目:通訳者の仕事 | Peachのブログ

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図書館に読みたい本がありすぎます。
今までは、エッセイだとか、物語が好きだったんだけど、ノンフィクションなどもすごく勉強になり楽しんでいます。
今、読みたい本は原発について。
本当は次の仕事のために勉強しなくてはいけないトピックがたくさんあるのに、ついつい原発の本を借りてしまいます。
内容はわかりませんが、14歳からの原発という本を借りたので、それを読んで基礎をしっかりと頭にいれてから、六ヶ所村の本、それからドイツがどのようにして、原発から去って行く事ができたかという本もよんでみたいです。
時間があるんだろうか。。。
原発の本は、勉強の本を読む合間に読む予定なので12月の初めに仕事に発つまでに、3冊よみおわるかなー。
それから、英語の児童文学書のほうは、ニューベリーをもらっている本を一通り読もうと、週に何回かちょっとづつ読んでいます。
今は、デスパローというネズミの本。読み終わったら、どんなだったか書きますね。

今日10月にはいり第一冊目が読み終わりました。
タイトルは、通訳者の仕事。
次のお仕事が通訳なのですが、一度も通訳学校に通った事がないので、独学中です。
やっぱり、話すのと訳すのは全然違うと、勉強を始めて気づきました。

*通訳者のしごと
 近藤正臣著 2009年 岩波ジュニア新書



この本は、近藤さんがどのように英語を学び、通訳という仕事についたか、日本で通訳の教育や研究等を初めていったかについて書かれてあります。本の前半は、彼の学生時代のこと。NHKラジオを毎朝6時に起きて聞き勉強を1年した頃には中学英語はだいたい身に付いていたそう。高校生の頃に、AFSというプログラムで日本代表として選ばれ、アメリカに留学をし、ケネディー大統領に会ったようです。びっくりしたのは、留学をして3ヶ月もすれば英語は問題にならなかったという事。私も中卒ですぐにアメリカの高校に入学をしたけれど、3ヶ月で全然大丈夫なんて言えませんでした。やっと、英語で先生やチャペルを聞いていてはっきりとわかるようになってきたのは、本当に大学生に入ってからでした。近藤さんの場合は、やっぱり、留学前に文法等の基礎がしっかり入っていた事と、頭のよさが影響をしているのだと思います。大学生に入ってからも国のための通訳として休学をしてアメリカに渡り働いたそうです。その通訳も、同時通訳の訓練は受けていなかったのにも関わらず働いて3週間もすればだいぶできるようになっていたとの事。これをみて、私も大丈夫かななんて少し思ってしまいましたが、彼は3ヶ月で英語に不自由がなくなった方という事を考えれば、私はきっとその何倍もかかり通訳がだいぶできるようになったとやっと言えるようになるのじゃないかな。近藤さんは1942年生まれで、日本に帰国をした頃にはすごくお金が余っていたそう。何しろ、1ドル360円の時代。そして、この頃の物価を考えると360円は結構な額だったはず。私の両親はテレビもなく、井戸水をくんで生活をしていた頃(両親とも田舎そだちなので。。。)近藤さんはもうすでに国際的に活躍をしていたなんて。。。彼のように国のための通訳をしている人がいたら、今でも尊敬するばかりですが、日本のあちこちで井戸水をくんでお風呂をわかしていた人がまだいる時代に、世界中に行っていたなんて、すごいしか言えません。あ、それから、その稼いだお金でドイツに語学留学を4ヶ月したそうですが、その終わり頃には新聞もドイツ語で辞書があれば読めたそう。一つ、読んでいて時代を感じたのは、彼が高校留学をしていたときに、アメリカで結婚式をみたらしく、ライスシャワーをみて心を痛めたとの事。今ライスシャワーの事を考えても、そんなに抵抗はないだろうし、個人的にはウェディングドレスが米だらけになって、車の中とか大変じゃないかなーって事。でも、戦後まもなくの時代を生きた近藤さんは、そんな風にお米が投げられて踏まれるのを見るのが痛ましかったよう。自分も含め、今の日本人には『もったいないの心』が薄れてきているのでしょうね。本の後半には、少しだけ通訳の練習の仕方、そしてノートのとりかた、通訳者の通訳をしているときの頭の中等について書かれてありました。たぶんこの本は通訳者としての仕事を考えている人に向けられた本なのでしょうが、本格的にこの仕事をしようと思っている人のための訓練本ではないようです。だいたいこういう仕事だ、こんな事が大変だ、とかこんな風に勉強をした人もいるという感じで読む本だと思います。
多分、近藤さんもすごく努力をされたのでしょうが、私は関心してばかりでこんな人も世の中にいるんだなーという感じでした。
一つ、読んでよかった事は、やっぱり通訳は言語の問題だけではないと言う事がまたわかった事。ある程度の知識がわからなければ、言葉がわかっても訳する事はできないですし、やっぱり読書と新聞は大切なようです。