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ベートーヴェン  ピアノソナタ第23番 熱情
中期のピアノソナタ最高傑作のひとつ。
歌劇フィディリオと並行する形で作曲されました。
同じ時期に、交響曲第5番が手がけられています。
強く惹きつけられる曲。
ベートーヴェンの心の内に、どのような熱情があったのでしょうか。
ベートーヴェンは、その作曲家生活において、音楽に関わる者としては一番大切な生命線、聴覚を失っていくという逆境にもかかわらず、素晴らしい音楽を作曲し続けました。
自分の耳で自分の音楽を聴く事が出来なくなった彼は、ピアノから伝わる振動によって、音楽を感じ取る事をしています。
凄まじいほどの音楽に対する情熱を感じます。

情熱と形あるもの。
情熱が、世界にある具体的なものと結びつくと、形になります。
この働きは、時間的、空間的に、制約されたその場限りのものかもしれません。
形として残ったものは、具体的にあり続けます。情熱のあるなしかかわらず。
この形あるものを、私達は、眺めるよりほかない。
それが、私にできる最小で、最大なること
わたしは、現実の認識の仕方を間違えていました。
過去にあった事柄や、ものは、どうやっても過去のものでしかありません。
だから貴いのですね。
現在に引っ張ってきたところで、ましてや、現在進行形で続いてないと嘆くのは、愚かしい限りでした。
私ができる事、今自分が持っている情熱をこれから先、形として即ち行動でもって、あらわして行く事。
大切な事を、教えていただきました。

そう思ったとたん、周囲の風景が今までと違った意味あいを持って、私に迫ってきました。

ありがとうございました。
自分の場所に戻ろうと思います。