今年も残すところあと半月となりました
クリスマスやお正月…
楽しみな行事が待っていますね。
さて、今回のブログでは前回に引き続き
「手の発達」の中から、
「箸操作」について簡単に
ご紹介をしていきます
【 箸の練習はいつから始める?】
年齢でいうと、小学校に上がる前の
5歳ごろから箸が持てるように
なると言われています。
ただし、子どもの成長には差があるため、
箸の練習を始めるタイミングは人それぞれです。
箸に興味を持ち始めたと感じたら、
それは練習のベストタイミングかもしれません。
② 箸を持つ手
上箸(動箸)…主に動かす方の箸
①人差し指付け根周囲
②親指の指紋部分
③人差し指指腹部分
④中指爪の付け根内側部分
下箸(静箸)…動かさず、安定させる
①親指第一関節部分
②薬指の爪の付け根親指第一関節部分
図のように、箸を持つ際は、親指側(橈側)と
小指側(尺側)の分離した動きが必要となります。
そのため、箸の習得を急ぐよりも、分離の段階
(鉛筆操作、はさみなど)に達しているかを
見極めることもとても大切です。
【補助箸の活用 】
事業所でもバネのついた箸や持ち手のついた
箸を使って練習に取り組んでいます
実際の食事場面で、活用したり
遊びの中でカラーボールなどを
つまむ練習として取り入れても
いいかもしれませんね
今回は、箸操作についてご紹介しました
箸操作は、手の機能の中でも
難しい動作であるため、
最初から上手くいくとは限りません
食事中に厳しくしてしまうと、
食べることがイヤになってしまうこともあります。
箸に慣れるまでは、
スプーンやフォークも一緒に使いながら
食事をするものいいかと思います
手の発達のことで気になることがありましたら、
いつでもご相談ください
次回のブログもお楽しみに~