飛行機に乗る=読書


これがいつものパターン。飛行機に乗っている時間は、ほとんどの場合、情報をインプットする時間です。


しかし時折それが出来ない時がある。



それが今あなたが見ているこの時間。


アウトプットの時間です。


ブログを書く時もそうなのですが、今日はかなり受け付けない。



なんならこのブログすら早く終わらせたい笑笑



と言うか飛行機から降りたい笑笑



企画書や事業計画をガッツリ作りたいのです!



そんな時は飛行機のこの時間が苦痛でならない。そわそわしている。



中にはパソコンを開いて仕事している人もいるが、僕は一度スイッチ入ると何時間も部屋にこもりたいので、飛行機の都合で止められたりするのが本当に嫌なので、こう言うガッツリ系のアウトプットは行わない。


こうやって携帯のメモにブログとして思いを書き留めて過ごしている。


今日はきっとこの後ホテルに缶詰です。



そうこうしてたらシートベルト着用のアナウンスが流れて来ました。



そろそろ目的地名古屋に到着です。


なぜJリーグクラブには株主向けスポンサー向けページがないのか?

今僕は、宮崎県都農町と言う所で、スポーツで町おこしをしています。

こことは別にもう一つ移住ブログをたまに書いているのですが、是非皆さんに読んで頂きたい。

自分が正しいと思うことでも、容易く立場が逆転することがあるんです。

是非読んで見てください。



先日とある客人を宮崎でお迎えした。

もしかしたら、今のところお互い会ってはいけないライバル関係の立場になるかもしれない。

しかし、そこはお互いプロフェッショナル。

久しぶりの再会を喜び、美味しい料理に舌鼓をうち、またそれぞれの立場に戻っていった。


そんな友人が、お土産をくれた時、「これ、機内で読んだんですけど、もし良かったら読んでください!」と一冊の雑誌をくれた。


Number 〜中田英寿20年目のイタリア〜

と書かれた本だった。


もちろん中田英寿は、サッカーをやっていた人間にとって今でもスターだし、日本代表歴代最高峰の選手であったことは誰もが認めるとこだ。


しかし、特に彼に中田のファンであると言う話をした事はないし、実際ファンというほどではない笑笑


何となくくれたのかなぁ〜と不思議に思いながらとりあえず頂いた。


そんな事で、とくに読まずに数日が過ぎていた。

そして今日、なんだか珍しく夜中に目が覚めた。

いつも4〜5時頃に目が覚めて新聞読んで仕事して、21時には子供達と寝るという生活の僕にとって、珍しいことである。


なんだか気になって、机にポンと置いてあったこの本を手に取り読んでみた。


そこには、僕ら日本のファンがイメージしていた輝かしい栄光についての話ではなく、むしろ引退までの苦悩の日々について書かれていた。

そして、イタリア人、それぞれのクラブの本拠地の人々が、彼をどれだけ愛していたかがわかるものだった。


そんな本の内容については、中田英寿好きの皆さんは是非お買い求めいただき、読んで欲しいのだが、僕はインタビューを行っていた、過去の所属クラブのスタジアムの様子に心を奪われた。


サッカー、いやカルチョの歴史が古く、文化になっているイタリアでは、至る所にスタジアムがある。

中には、近代的な建造物もあるのだろうが、今回写っていた、ペルージャやローマ、ボローニャにフィレンツェは、どれも世界遺産を見ているような歴史的建造物であった。

人々が、どの様にクラブと共に生きてきたのか、またクラブとは人々にとってどう言う物なのか、言葉ではなく、スタジアムそのものが表している気がした。


日本は、国体の開催に合わせて作られた陸上競技場が一般的で、これらを使いJリーグの試合などを行なっている。

しかしそれはどれも、競技者の為のまさに"競技場"であり、人々が観戦し熱狂し町を表現するスタジアムではない。

僕は、このブログで"脱アスリートファースト"と言う言葉を掲げているが、まさにそれが形になっているのがこのイタリアのスタジアムな様な気がした。

私は残念ながらまだイタリアに行ったことはない。

しかし、ブラジルやその他の海外で見たスタジアムは同じくそれだった。

僕は今後日本で町をつくる、スタジアムをつくる事を考えた時、やはりこの感覚を忘れずにつくりたいと思った。

人々が観戦し熱狂し町を表現するスタジアム。

そんな人々の思いを背負う事こそが、アスリート達の喜びだと思うからである。

しかし、これらを作っていくには本当に長い時間を要することだろう。

予算がついて!一年や二年でできる事じゃない。

スタジアムが人々を町を表現するものになるためには、そこでプレーする選手はもちろん、支えるサポーター、スタッフ、人々みんなが携わっていかなければならない。

そのために多くの時間を費やしても、それは決して無駄な事じゃない。

クラブライセンスの為、つまり競技のためにある様なものであってはならない。

改めてそう感じさせられた時間だった。


この雑誌との偶然の出会いに感謝したい。





最近は、SNS出なくてこちらで本音を書くことにしてます!たまには覗いてみてくださいね!

スポーツの仕事は命を預かる仕事である。

もちろん指導中にも事故が起こるし、様々な危険が潜んでいる。

そんな中、私はある協会の理事をしている。


その協会の代表選手が、今回アジア大会でイランに行くことになっていた。

しかし、協会は様々な理由、もちろん一番は選手達の安全確保が難しいという理由で参加を断念した。


選手達からは、協会にクレームが殺到した。


もう今後日本代表としてプレーする事をボイコットする!という選手もいた。


それでもその決断は変えなかった。


そんな中、今回イランで軍事パレード中に銃乱射事件が起きた。


25名の尊い命が奪われた。


やはりこんな状況の中、イランに行かせるべきではないと改めて痛感した。


預かった選手達の大切な命を、プレーと関係ないところで危険にさらすわけにはいかない。


結果論にはなるが、あなたならそんな時どんな判断をするか?


スポーツの仕事に関わる人間なら考えてみて欲しい。
今日は結婚記念日でした。

10年。

本当にあっという間。

プライベートが充実してるから仕事も頑張れる。


引っ越しや出張の多い僕のこの仕事を理解して付き合ってくれて本当にありがたい。

これからも家族を大切に仕事頑張ります!