Jリーグ屈指の強豪「鹿島アントラーズ」は、2008年から3年間専門的な機関にお願いし、クラブの現状を調査したそうだ。

その結果、創設50周年の年、クラブはもう無くなっているかもしれない!というショッキングなデータが出たそうだ。


このリンクのページにも書いてある、マーケットという点で他クラブに比べてアドバンテージがあるとは言えない鹿島地域において、現状に対処しているだけの経営では、存続していくことすら厳しいだろうという結論。これを変えるべく、ここ数年本当に様々な取り組みを行なっている。

ターフプロジェクト
スマートスタジアム化
ニューヨークオフィスの設置

コレはほんの一部だろう。

試合の結果や選手の動向だけが注目されるスポーツ界において、ここ数年これだけクラブの経営や事業が注目されているのは、本当鹿島さんくらいではないか??

2011年か12年に、当時Jクラブに勤めていた僕は、ホームタウン担当の会議で鹿島をお邪魔した。

今でもあの時の衝撃を忘れない。

このクラブは、本気でこの鹿島と言う街で世界一のクラブをめざしているのだなと感じた。

それは、尊敬でもあるし、嫉妬もあり、恐怖でもあるようなそんな複雑な感情だった。

もっとこれら鹿島の取り組みを、Jリーグ自体がモデルケースとして売り出し、リーグの活性化をはかれば本当に日本のスポーツは変わるかもしれないとさえ思った。

アイディアだけなら誰にでも思いつく。それを行動に移してこそビジネスである。

これからの鹿島の動きから目が離せない。