生きとし生けるもの。
その生命の本質的な性質。
源の命としての存在。
どんな時も、どんな環境でも。
現れた世界、創造された世界の一瞬一瞬を。
全てが満ち足りた体感と夢の体験として受け取り、
地球の調和を支え続ける崇高な存在として常に生かされ続けている。
今現れている世界に溶け込み、その全てを味わい尽くす
以上の幸せなんて、どこにもない。
他者がどれだけ素晴らしい世界観やビジョンを示したとしても、
自我としての自分がどれだけ異論を唱えているとしても、
絶対に覆されることがない事実。
元々は全てと一体になって調和の世界だけを生きていた源の生命が、
不調和の遊びや魅力を堪能できる機会のために、
制限を設けた人間という存在や一体から離れた
自我人格を形成して、人間さんに憑依した。
その地球での本来の趣旨を大事に。
改善も、解決も、前進も、理想も、成就も要らず。
別の所にもっと素敵な自分、より素敵な人生、
より良い世界があると感じるのは幻覚。
今、湧き上がる人間だからこそできる不調和や摩擦感情を誇りに思い、
起こるがままの天然の世界の通りに。
ただ、そこに存在しているだけで十分。
その縁をそのまま全て味わい切り、
源の命が不調和や摩擦の遊びを満喫していくにつれて。
元々の本質的な生命の性質から見える世界、
改める方が良いことは何もない無限の調和、
源の命としての存在へ還っていく。
気が付いたら、解脱の扉が開いていた
という現実を目の当たりにする。