緩和される刺激を求めて | Eden

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時に理不尽でも尊いもの、それが人生。

命にとっての世界を生きていく源を湧き起こしてあげられるような存在として在ることを心掛けています。

パートナーシップ。

 

 

濃密な人間関係。

 

 

恋愛。

 

 

 

 

今思えば、それらは自分にとって最も苦手な分野の

 

 

一つという認識があるのは間違いない。

 

 

 

 

自分は生きていること自体を望まれているという実感。

 

 

自分は現実世界に居続けることを求められているという感覚。

 

 

 

 

そして、これまでの人生の軌跡以外の生き様は選びたくない、

 

 

この人生の軌跡を歩むことができて本当に良かったという感情。

 

 

 

 

こういった実感は心残りが完全に無くなり、

 

 

もうこれ以上心が満たされる出来事はないと感じられるほど、

 

 

とても眩しく、祝福されているような時間だ。

 

 

 

 

きっと何らかの生命体として生を受けて、

 

 

現実世界を生きなくてはならない状況の中にいるのなら、

 

 

誰もが自分の命が尽きる前に経験したいと思うだろう。

 

 

 

 

人間の場合は前者はパートナーシップを極めていくことを通して、

 

 

後者は自分の運命を一つ一つ生き切ることを通して得られるものだが、

 

 

パートナーシップに関しては今まで自分が向き合ってきた

 

 

目標や課題に対する取り組み方とは違うアプローチを心掛けている。

 

 

 

 

幸せなパートナーシップをテーマにしたお話会に参加したおかげで、

 

 

パートナーシップや濃い人間関係に対する根深く且つ非常に不愉快な

 

 

印象が和らぎ、ようやく真面目に試行錯誤できる意志が生まれたけど、

 

 

その過程の中で改めて痛感したことがある。

 

 

 

 

苦手意識がある分野で目標を達成できない、

 

 

成長することができない最大の原因。

 

 

 

 

それは苦手意識がある分野の目標を達成することの利点よりも

 

 

目標を達成しないままにしておくことによるメリットの方が

 

 

魅力的に見えているという意識を持っているから。

 

 

 

 

そのような状態では、『そもそもその目標を達成する気なんて

 

 

私には(僕には)全くありません!』と宣言しているようなものだ。

 

 

 

 

僕は『行動力があるね』というフィードバックを

 

 

他人から受け取ったことがそれなりにあるけれど、

 

 

実はパートナーシップという分野では、

 

 

今でも心身が硬直して積極的に模索できない時がある。

 

 

 

 

人はまだ何の人生経験もしていない赤ん坊の時から、

 

 

生まれて間もない時から、いきなり何かに対して

 

 

強い苦手意識を持っているわけじゃない。

 

 

 

 

つまり、元々苦手なのではなく(寧ろ本当は得意なのかもしれない)、

 

 

これまでの何らかの人生経験によって強制的に苦手意識を

 

 

植え付けられてしまったということになる。

 

 

 

 

その苦手意識の中には間違いなく、それをしてしまうと

 

 

極力直面することを避けたい感情や感覚を再び味わう可能性が

 

 

生じるという不快なイメージが存在するはずだ。

 

 

 

 

だから、得てして苦手意識がある分野においては、

 

 

動こうと思っても避けたいという気持ちの方が勝ってしまい、

 

 

努力することも目標達成することも成長することもできない傾向がある。

 

 

 

 

そんな気付きから、まずは出会いやお洒落、コミュニケーション、

 

 

男性性(男らしさ)、女性性(女性らしさ)を磨くといった

 

 

一般的な指針よりもパートナーシップに対する不愉快な印象を

 

 

最大限緩和させることを優先している。

 

 

 

 

この観点は他の分野にも応用できる良いエッセンスだな。

 

 

 

 

頭の切れる人なら、この観点を自身のケースに当てはめて、

 

 

これまでなぜか成し遂げられなかったことの多くを

 

 

かなりの確率で達成できるようになっていくだろう。

 

 

 

 

使い方はシンプルで、『自分にとって○○の最も嫌なところは何か?』

 

 

という問いと真剣に向き合って、その結果出てきた

 

 

不快なイメージが和らぐように工夫していくだけ。

 

 

 

 

僕の場合は『パートナーシップの最も嫌なところは何だろう?』

 

 

という問いについて真剣に考えた結果、やはり自分がいかに愚かで

 

 

厄介者で恥ずべき存在であるかというような感情と直面するのが

 

 

最も嫌だなという結論に至ったので、そうしたマイナス感情を

 

 

どう処理すると自分にとって好ましい状況に転換できるのか。

 

 

 

 

そんなことをよく考えていた。

 

 

 

 

反射的に生じたマイナス感情をそのままぶつけることを続けると、

 

 

対立や足の引っ張り合い、打ち負かし、無関心、冷え切った間柄の

 

 

オンパレードとも言える権力闘争期とデッドゾーン期の

 

 

パートナーシップから抜け出すことができなくなってしまう。

 

 

 

 

だけど、そういったマイナス感情の伝える箇所と伝え方を工夫すると、

 

 

寧ろ関係が深まるし、満たされるというような話を最近聴いて、

 

 

新たな良い兆候を得られたと感じていた。

 

 

 

 

確か自分の基準や理想に合わせるために、相手を強引に正して

 

 

無理矢理変えようとするのではなく、その行為から見える自分の本当に

 

 

汲み取ってもらいたい感情を把握して、その感情を相手を非難する形ではなく、

 

 

自分自身のこととして伝える・・・みたいな感じだったかな。

 

 

 

 

ポイントは相手に関する価値判断を絡めない形で伝えること。

 

 

 

 

確かに『最低!』、『有り得ない!』、『何でそんなことすんの!?』、

 

 

『私のこと何も分かってない!』というような批判的な口調より、

 

 

『僕は(私は)君(あなた)に迷惑をかけてしまったから、君(あなた)にとって

 

 

僕は(私は)全然相応しい存在ではないと感じちゃって、この場にいては

 

 

いけないと思って悲しくなった・・・。』みたいな伝え方の方が受け入れやすい。

 

 

 

 

責められてる雰囲気が少ないので、感受性が強くて打たれ弱い人でも

 

 

相手と向き合いやすいし、こっちも悪かったなと感じることで

 

 

和解が進む可能性も高くなるような気がするからだ。

 

 

 

 

マイナス感情の伝える箇所と伝え方を工夫するというのは

 

 

カップルのラブラブな関係を取り戻したり、

 

 

信頼を深める上で非常に重要なポイントなのかもしれない。

 

 

 

 

トレーニングして慣れるまでは恥ずかしさとプライドのせいで、

 

 

なかなか取り組めないと思うけど・・・。

 

 

 

 

自分にとって極めて不愉快なイメージと感情を味わうことになっても、

 

 

この人とは一緒にいたいと心から思えるような人と出会えた時に、

 

 

そのチャンスを失わないような状態を作れるように、この調子で続けよう。

 

 

 

 

あっ、ちなみに、今はこんなこともやっています。

http://ameblo.jp/refrain-against/

https://its-a-wonderful-life.themedia.jp/

https://darkness-of-the-mind.themedia.jp
 

 

 

 

興味があれば、覗いてみて下さい。

 

 

 

 

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