マイファミリーエンカウンターグループ | Eden

Eden

時に理不尽でも尊いもの、それが人生。

命にとっての世界を生きていく源を湧き起こしてあげられるような存在として在ることを心掛けています。

先日、自分のあるミスから、僕と父親と母親の3人の家族間の雰囲気が緊張状態に


しかし、その状態を見て、なんとかしなきゃいけないと感じた僕は


気付けば家族3人でのホリスティックエンカウンターのファシリテーションを始めていた




僕が一番悪いのに、父親が強く責められるのを見て


かなり申し訳ない気持ちになったので


最初は、潔く父親に謝罪するセリフを言うところからスタート




仲間や友達には簡単に謝ったり、お礼を言うことができるのに


なんで両親が相手となると、「ありがとう」や「ごめん」という言葉が


こんなに言いづらくなるんだろうか(笑)




実は言う前は、「かっこ悪いな、俺・・・」と想いながら


内心めちゃくちゃドキドキしていました(・・;)




ファミリーエンカウンターグループは、話によると本当に難しいようで


なかなか上手くできないようですが、そんなことを考える余裕はありませんでした




でも考えてみると、家族は一番近い存在なだけに、かなりやりにくい


なぜなら、家族と関わる時って、人付き合いの基本的な礼儀を忘れたり


私情が入って我儘になってしまったり


支離滅裂なことを平気でやったりしてしまうからですね




余談ですが、僕は自分の過去の家族に対する対応を振り返った時


自分に対して、「なんて失礼な奴なんだ・・・」と怒りを通り越して笑ってしまいました




友達とかに対しては、ご飯を作ってもらったり、掃除をしてもらったり


物を持ってきてもらうなど、何かをしてもらったら


基本的にありがとうって言うくせに、家族に対しては・・・素っ気無い(笑)


ある意味ギャグだな~と感じます


最低限の礼儀とかも存在してねぇ~って思っちゃいました(^_^;)




まぁ、もちろん、それが家族っていう関係なんだよって


言われれば、それまでなんですけどね




シェアハウスとかで長い期間誰かと一緒に住む時や


彼女や彼氏などと同棲するようになったら


「ありがとう」や「ごめん」という言葉を忘れないようにした方が良いですね


距離が近くなりすぎたり、関係が深まりすぎると


失礼なことを平気でやってしまうような気がするので(><;)




心を許し合って、気兼ねなく話せるのは素晴らしいですが


「ありがとう」や「ごめん」などの最低限の礼儀は守らないと、とんでもないことに・・・




そんなわけで、家族に対してのホリスティックカウンセリングや


ホリスティックグループエンカウンターのファシリテーションは


なかなか強敵・・・




しか~し、理由は分かりませんが、今回はなぜか


エンカウンターカフェでホリスティックエンカウンターのファシリテーションをやる時と


同じような姿勢で取り組むことができ、常に平常心でいられました




結果として、最初に父親に対してストレートに謝っただけで


最近僕がやっているホリスティックエンカウンターのような和やかなムードに^^


イライラすることは、ほとんどなかったですね




その後、父親と母親が過去の自分の家庭環境を話してくれたり


家族に対する本音、子育てに対する後悔、母親、父親なりの事情や苦しみが聴けたり


母親と僕が昔同じようなことで傷ついていたことが分かったりと


両親のストーリーが少し明らかになってきて、両親に対する見方が、また少し変わりました


ん~・・・両親に対する感謝が出てくるな~




子育てに関する話しになった時、母親から


「私達の子育ては、あんたから見てどう思う?」って訊かれた


やはり、僕の4つ上の兄が自殺したからなのか、母親はそれを特に気にしている


「あれがなければ、間違ってはいなかったと思う」と言っていたんだ




僕は、「子供に対する目に見える肉体的な支援に関しては本当に尊敬してる」


「そういう姿勢に関してはとても真似できそうにない」って言った


実際、目に見える支援(僕が入院した時など)は、完璧だったし^^


ただ、僕は目に見えない心の支援を強く必要としていたから


相性が合わなかっただけなんだな~と感じました




「お父さんが子供に対して無言で食事の準備をする姿が好きだよ」とも言ったし


「人に合わせて本心を隠す生き方を何十年も続けてるお父さんは神だ」とも言った


僕の父親は、自分の意見や感情を出さない人なので


「いや、でも本心を曝け出すのは怖いからな~」って不器用ながらも父親の生き方に寄り添った


僕も慣れるまでは、本心を出すことは最高クラスに怖かったから(笑)




そんな感じで、いつものホリスティックエンカウンターのファシリテーションと同じように


心の感じるままに、自然とエンカウンター、受容、共感、沈黙を上手く使い分けることができ


約1時間半という短い時間でしたが、緊張感のある空間が嘘みたいに消えました^^




しかも、ファミリーエンカウンターグループを終えた後、母親から


「これからどういことをやっていくの?」とか


ホリスティックエンカウンターやホリスティックカウンセリングについて


「そういうのも良いかもね。ゆうすけ(僕の4つ上の兄の名前です)みたいなこともあるし」


「想ったことを何でも吐き出すのって大事ね」


「自分は自分でいいのよ。それが仕事になれば良いわね」って言ってくれた




大学卒業後の進路のことで何回か大喧嘩して、常に僕の進路に断固反対していた母親から


応援らしい応援のメッセージが来たーーーーーー!




これは、短い時間の割には良い出来だったんじゃないのか?


ナイス、彰!




ちなみに、「これからどういことをやっていくの?」という質問には


「人付き合いを心から楽しめるようにしていくお手伝いがしたいんだ」


「インターネットで調べたけど、対人恐怖とか、人見知りとか、内気な性格とか、
 会話に入れないとか、友達が上手く作れないとかで悩んでいる人は意外に多いんだ」


「やっぱり、助けたいっていう気持ちはある」と答えました




また、「どういうふうにやるの?」って母親から訊かれたので


「そういうテーマに特化したホリスティックカウンセリングとか、セミナーや、スクールかな」


というような回答をしました☆




そしたら、「対人恐怖とかを克服するなら、やっぱりこうすればいいんじゃない?」


というような、不思議なぐらい協力的なアドバイスもしてくれて、びっくりです^^


しかも、その回答、僕が克服した方法と、ほとんど同じだし(笑)




まぁ、もちろん、相手の状況やキャラクター、タイミングに合わせて


柔軟に対応することが大切なわけですが


なんか、家族との距離が縮まった気がするな~、良かった良かった!




お父さんとお母さんの愛がしっかりあったこと、伝わったよ


23歳になる直前に、こんな豊かな経験と癒しを体験できて嬉しかった




今年は一端の社会人になって、両親を安心させてあげよう