「頑張るのをやめると、豊かさはやってくる」という本を読み
日々、あたりまえだと思っていたことが
豊かさに一番繋がっていると感じた
僕は嫌いな自分を大きく変えることができ
今は生きることが楽しいと感じられるようになったけど
そんなふうに大きく変われたのは
陰でずっと支えてきてくれた両親のおかげなんだ
少し前まで家族なんて大嫌いだった
何か嫌なことが起こったり
自分の望み通りにならないと
両親や兄、家庭環境を恨んでいた
家族に対して感謝の気持ちを表したことなんてなかった
自分が自立するための道具だと思っていたこともあった
今考えてみると
昔の僕は両親から虐待を受けてもおかしくなかったような気がする
そして、大きな疑問が出てきた
どうして、両親は自分達の時間と生活費を犠牲にしてまで
できの悪い子供の生活を無償で支えるんだろうか?
両親のことが大好きな子供のためならともかく
両親に対して嫌悪感や恨みの感情を持っていた子供のために
嫌いな仕事や家事を何十年も続けるなんて
僕ならとても耐えられない・・・
両親のことを恨んでいる子供なんて見捨てて
自分達の好きなことに集中したり
子供の教育費等を老後の生活費にしたほうが
幸せになれると思うんだけど・・・
自分達の時間と生活費を犠牲にしてまで
できの悪い子供の生活を無償で支える理由が気になったので
昨日の晩御飯の時に両親に聞いてみた
すると・・・
「子供は私達の分身で、親にとっては宝物」
「子供が自立するまで面倒を見るのが親の役目」
「親っていうのはそういうもんだよ」
というような回答が返ってきた
う~ん・・・
分身、宝物、親ってそういうもの・・・
できの悪い息子に対してそんなセリフを自然に言えるとは・・・
僕が「ますます理解できない」と言ったら
「あなたに子供ができて、親の立場になれば分かるよ」
と言われた
不覚にも涙が少し出てきた
自分の両親の
自分達の時間と生活費を犠牲にしてまで、できの悪い子供の生活を無償で支える
そんな生き様に感動してしまった
多くの親がそういう生き方を送っているのだとしたら
親って本当にかっこいいなぁ
自然と両親のことが尊敬できるようになった
今の豊かさを味わえるのは
できの悪い子供の生活を無償で支えてくれた両親のおかげだ
もしかしたら、一番大切な存在は
家族なのかもしれない
そんなことを想った
来年の父の日と母の日にはプレゼントを送ってあげよう
初めてだから、かなり照れくさいけど(笑)
兄ちゃんにも感謝の言葉を送ってみるかぁ・・・
気持ち悪いとか言われそうだけど(笑)
この調子なら、両親と和解できるかな