中富良野に暮らす -11ページ目

中富良野に暮らす

中富良野に移住して10年。
生きとし生けるものすべてを身近に感じる山あい暮らしのいろいろ。

良いお天気になったので

行こうと思っていた美術展へ。


謎に包まれたコレクター、猫まねき亭さんの

コレクション300点ほど。


浮世絵師が題材の本を見つけては

読んでいる今日このごろだったので

猫好き歌川国芳の絵が見られるだけでいい

と思ってました。


数点だけだと思っていたら、何十点も歌川一門の

浮世絵があって、それはもう悶絶しました!


国芳はじめ、国貞、芳藤、広重、芳年、暁斎・・

200年以上前に描かれた浮世絵。


他の画家の猫さんはあまり見てませんが・・・

充分満足した展覧会でした。


美術館は思ったよりこじんまりとしていて

楽しみにしていたミュージアムショップも

カウンター横にひっそりあるだけ、そこだけ残念かな。

東京と比べた私がいけない。


なにか人にプレゼントするものを

選ぶのはとてもたのしい。


これなら、みんな喜んで食べてくれるかな

これなら、きっとあれに似合うかな

これなら・・・


彼女たちの家にある本は

私も好きなものが多くて

本が並べられている佇まいが

なぜか読んでみたいと思わせる。

(本屋さんではありません)


だから今回は本。

でも絵本。


彼女たちの心に響いて、ちょっと仕掛けがあって

きっときっとまだ持っていない本。


繊細で美しい大人の絵本が見つかりました。

すべて薄紙で絵や模様が重なってみえる。

内田也哉子さんの短い言葉で綴られいくストーリー。


「足りないことを数えすぎて

満ちているいまを 忘れてしまわないように」


タイトルの「BROOCH」は内田さんが

伝えたいことの象徴となっています。


先日までいた、アメリカの男性wwooferさん。


wwooferさんのお手伝いは彼ひとり。

カフェは忙しく、ひたすら副菜の準備と

皿洗いをしてもらいました。


お仕事あとでも、歩いてどこか観光にいける

わけでもなく、他のwwooferさんと交流できる

わけでもなく、申し訳ないなぁ・・と思っていました。


いろいろ思うことはあったと思いますが

それでも彼は、洗い方や盛り付け方など

些細なことを教えるたび


「excellent!」「fantastic!」といって

親指を立てて言うんです。

もうそればっかり(笑)


忙しい中もくもくと料理を作っている私たち。

そこに、彼の簡単だけれどその言葉は

私たちをとても和ませてくれたのでした。


「ステキな言葉ですね。こんな時にも

そんな言葉を言えるのはすばらしい」

と他のスタッフさんも感心。


wwooferさんから、お手伝い以外の

なにかを心にたくさんもらっています。


ハガキは、ドクターを目指すタイからの

wwooferさんたちから。


日本語の授業もあるようで、カタコトの

会話をしていましたが、書くこともできるなんて!

最後の日にもらってとても嬉しかったです。