先週のプラスリノコラムは「乳がん患者さんへのエクオール使用」(カギ括弧の中をクリックして読んでみてね 上差し)

大豆イソフラボンは女性ホルモンに似た働きをする、という事はよく知られていますが、実はある場所では反対の動きを示す場合が有ります。

欧米諸国女性では統計的有意差はなかったのに対しアジア人女性においては「大豆イソフラボンの摂取は乳がんリスクを低下させる」という報告もあり、これはまさにエクオール産生能とリンクするのではないか!というのが2年前学術集会での私の発表です(ちなみに拙い論文にもまとめさせて頂きました)

乳がんと言えば約7割が女性ホルモン・エストロゲンが関与しています。

以前は大豆イソフラボンはエストロゲンと同じ動きをするからダメ!と言われた時期もありました。

しかし、大豆イソフラボンなどの植物性エストロゲンはエストロゲンβ受容体への親和性が高く、乳房においてβ受容体はがんの抑制作用に働くんです。

その頃はまだまだハッキリとはしていませんでしたが、先日の学術集会で乳がんの専門医である土井卓子先生が乳がん患者さんの更年期症状治療にエクオールを使用しているという事をお聞きでき、これから多くの乳腺外科の先生のご理解が進み治療に使用していただける様になればどんなに良いかと思います。

土井卓子先生は「更年期ラボ」にも乳がん治療の過程で現れる更年期症状にエクオールを使用していると寄稿されています →こちら

いいね!をくださるニーチェ様、是非お読みになってみてください。

エクオールはまだまだ可能性を秘めた物質ですね。