この10年で大きく変わった価値観
こんにちは。人財育成研修プリュクレールの由美子先生です。
「管理職や経営層の価値観が10年前、あるいはそれ以上前で止まっているのでは?」と感じることがあります。
社会の変化は加速し、10年前と今では常識が大きく変わりました。たとえば、ほんの10年前のTVドラマや映画を見ても、「え?今はそれNGじゃない?」と思う場面に驚くことも。
価値観の変化をキャッチアップすることは、今の時代を生きる上で欠かせないスキルの一つだと感じています。
私自身、思い込みやズレがないか、振り返らなければならないと日々感じています。
そこで今回は、この10年で社会に大きな影響を与えた価値観の変化の一つ、「リモートワーク」についてお話します。
この10年で大きく変わった価値観はたらきかた リモートワーク
「リモートワーク」—この言葉がここまで当たり前になるとは、10年前は想像もしていませんでした。
しかし、パンデミックとテクノロジーの進化によって、リモートワークは一気に普及し、働き方の常識が変わりました。
特に管理職にとっては、新たなマネジメント力が求められる時代になりました。
10年前と今の働き方の違い
🕰 10年前:オフィスが仕事の中心
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通勤、残業、対面会議が当たり前
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在宅勤務はごく一部の特例
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「オフィスにいる=仕事をしている」という評価軸
💻 現在:働く場所は自由に
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オンライン会議やクラウドツールの普及
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フレックスタイムやハイブリッドワークが一般的に
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成果主義が重視される
- 会社に行くのが仕事。満員電車も残業も当たり前。
- 会議は対面が基本。オンラインで仕事は「手抜き」のイメージが強い。
- 在宅勤務は一部のフリーランスや特別なケースのみ。
残業に対しては厳しくなってきていましたが、
「オフィスにいる=仕事をしている」という感覚が強く、上司も部下の働きぶりを“見える化” することで評価していました。
リモートワークがもたらした変化
リモートワークの普及は、単なる働く場所の変化にとどまりませんでした。
✅ 管理職に求められるスキルが変わった
「部下の行動を管理する」から、「成果を評価する」マネジメントへ。
✅ 働き方の選択肢が広がった
育児や介護と両立しやすくなり、女性やシニアの活躍の場が広がった。
✅ 家庭内のジェンダーロールも変化
男性の家事・育児参加が進み、家庭内の役割分担の見直しが進んだ。
管理職が今できること
💡 成果で評価する「アウトプット型」マネジメントに切り替える
💡 オンラインでも雑談の場を作り、チームの心理的安全性を確保する
💡 部下との関係を「監視」から「信頼」にシフトする
💡 ハイブリッドワーク(リモート×出社)を活用し、柔軟な働き方を支援する
「リモートワークは効率が落ちる?」 と思う人もいるかもしれません。
わたしの周りにもリモートワークの人は多いですが、実際には「通勤ストレスの減少」「ワークライフバランスの向上」など、生産性向上につながる要素も多いのです。
友人も「雨の日はまず行かない」と言っていましたが、天候が悪い日などは安心・安全でよいですよね!
あなたの職場では、リモートワークのメリットを活かせていますか?ぜひご意見をお聞かせください!
プリュクレールについて
代表 石井由美子
元国際線CA、人財育成研修講師、コンサルタント
「人の成長が組織の成長をつくる」
「働く時間を幸せなものに」
プリュクレールは「輝きをプラスする」という思いを込めて、企業や組織の持続可能性をサポートします。
カスタマイズされた少人数の研修を得意とし、とくに中小企業を応援します。
「印象改善による社員のモチベーションアップ、顧客満足度アップ」の研修をご提供し、そのことを通じて企業文化の醸成のお手伝いをします。
🔹 社員の成長と定着を促進したい方
🔹 顧客満足度を向上させたい企業
🔹 中小企業で独自性を生かした人財育成を考えている方
職場で過ごす人生の貴重な時間が幸せであり、「ここが自分の居場所だ」と感じられる環境づくりを、ぜひ一緒に考えましょう。
どうぞお気軽にご相談ください。
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