こんにちは。人財育成研修プリュクレールの由美子先生です。
先日、神戸YMCA学院専門学校のホテル学科の創立60周年記念式典にお招きいただきました。
会場のANAクラウンホテルは、ホテルマンとしての誇りが感じられる特別な空間が広がっていました
歴史とホテルマンのDNA
神戸YMCA学院専門学校ホテル学科は、
1964年、日本ホテル協会兵庫県支部からの要請を受けて設立されました。ちょうど日本が、初の東京オリンピックに湧いていた頃です。
観光立国としての期待が高まる中、「心からのおもてなしの心を持つホテルマンを育成する」という当時の想いは、今も時代を超えて学生たちへと受け継がれています。
記念式典では在校生が案内や受付を担当しました。
黒いスーツに身を包み、少し緊張の面持ちで来場者に対応する姿は、未来のホテルマンとしての凛々しさを感じさせ、授業で見せる表情とはちょっと異なるものでした。
懇親会の会場では、卒業生の皆様が後輩たちを温かく見守っている様子が印象的でした。
姿勢、立ち居振る舞い、話し方の一つ一つに自然と身に付いたホテルマンらしい品格が感じられました。
さすが! 素敵です!
また、この学校の出身であること、そこからキャリアを築いてこられたことへの誇りも伝わってきました。
在校生は年に2度、各地のホテルで実習を行いますが、そこには卒業生に会うことも多く、支配人として活躍していらっしゃる方もいます。
授業でもよく話すのですが、学生たちは
自分自身の強みに加え、この歴史から生まれる
「あそこの卒業生だから、信頼がおける。安心できる」というブランド価値も得ていると思います。
これこそがこの学校の文化であり、まさに長年にわたって受け継がれてきた“DNA”だと思います。
在校生たちは、自身の実習報告を堂々とプレゼンテーションしていました。
後輩の姿を温かく見守る卒業生の姿も、なんだかほっこりとしました。
また、学生は名刺を準備しており、私も何人かと名刺交換をしました。
名刺には「笑顔」「几帳面」「責任感」といったそれぞれのチャームポイントが添えられていました。
どの学生にも、「あ、私と一緒です!
」なんて言いましたが、授業とはまた違う、サービスマンらしい彼らの振る舞いがとても素敵で楽しかったです。
名刺交換もスマートで、きちんとした印象でしたよ。
大人は、思う以上に応援しています
勿論、学校職員や講師、かつての講師の方々も出席されていました。
学生たちには機会あるごとに、「ここにいる大人たちは、皆さんが思う以上に、皆さんを応援したいと真剣に思っています」と伝えています。
わたしも微力ながら、この歴史の中で講師として関われることに感謝しています。
”ウザい”と思われるかもしれない宿題も、皆さんの成長を願ってのことですからね!![]()
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未来に羽ばたけ!
彼らが「世界に誇れるホテルマン」として羽ばたく未来を想像すると、わたしの胸も広がっていくような気持ちがします。本当に可能性がいっぱいです!
観光業は今、日本の基幹産業としてかつてない発展を遂げつつあります。
これからもこの学校で脈々と続くおもてなしの心が、彼らの人生を豊かにし、多くの人々を温かく包み込みますように!
石井由美子
プリュクレール代表
航空会社のCAを経て、人財育成研修講師・コンサルタントとして11年目。
「人の成長が組織の成長をつくる」
「働く時間を幸せなものに」
プリュクレールは「輝きをプラスする」という思いを込めて、企業や組織の持続可能性をサポートします。カスタマイズされた少人数の研修を得意とし、とくに中小企業を応援します。
「印象改善による社員のモチベーションアップ、顧客満足度アップ」の研修をご提供します。
若い人財が定着し成長するにはどうしたらいいか。
それは自己肯定感や自己成長を感じる職場であること。
職場で過ごす人生の大切な時間や、職場が自分の居場所であると感じられること。
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