久しぶりに書いています。
海と空を背景に、ひびの入った大きなたまご。
今にも中から何かが出てきそうです。
この大きなたまごは、兵庫県三田市の造形作家である三宅之功さんの「はじまりの刻(とき)」というアート作品です。
瀬戸内国際芸術祭2022のアート作品として、小豆島の北西、夕陽で有名な屋形崎に設置されました。
横に立ってみあげると本当に大きくて、楽しい気持ちになります。
アートは想像力を掻き立てます。
中になにが入っているのかな。
いつ出てくるかな?
「はじまりの刻」
なにがはじまる?
恐竜か、宇宙人、未来の世界?
そばに立つと、「殻を破る」という言葉が浮かび、「自分自身」だと面白いなと思いました。
いつの間にか、「あたりまえ」「こうあるべき」と、価値観の殻を作っているかもしれない。
いつの間にか、「もう無理」「わたしはこの程度」と、限界の殻の中にいるかもしれない。
小さな一辺でも、内側から「ウイっ!」と押せば、新しい景色が見えるかもしれないですね。
「ウイっ!」
皆さんはどんな想像をしますか?
よかったらお聞かせ下さいね。
アート作品は島のあちこちにあり、自然の中にあるからこそ違和感があったり、溶け込んでいたり、面白いと思いました。
瀬戸内海に浮かぶ島々、穏やかな海と
岩肌の見える島、小豆島。
心もゆっくりになります。
このたまごは、違う時間帯で見たいです。
夕焼けを背景にとか。
また見に行きますね。