外国人から見た日本の就職活動の不思議

人生ときめくマナーレシピ
ときめくマナー講師　ゆみこ先生こと、石井由美子です。


今日は、海外の学生の日本での就職についてのセミナーに参加させていただきました

最近、海外の方に日本のマナーをお伝えする機会が増えたので、とても興味深いテーマでした。


「グローバル人材活用セミナー　～各国の教員が語るASEAN諸国の大学生の就業観～」


関西経済連合会と日経HR、グローバル人材活用運営協議会共催のセミナーです。





少子化、生産人口の減少に伴い、優秀な海外からの人材を得ることは企業の存続の鍵となりつつありますが、日本企業は良い人材の確保に苦労しているようです。


せっかく採用した外国人も1年で辞めてしまったり・・・


どこに問題があるのか、海外の若者は何を日本企業に求めるのか、というセミナーののち、ベトナム、タイ、インドネシアの大学で日本語教育をなさっている教授陣を迎えて、パネルディスカッションがありました。


チュラーロンコーン大学　


貿易大学（ハノイ）



インドネシア大学　

いずれも非常に優秀な大学です。

最近、ベトナムやインドネシアの学生さんにマナーのセミナーを実施しましたので、とても親しみを感じました。



タイのチュラーロンコーン大学では、日本語検定　N1を持っている学生さんの初任給平均は、一般の大卒の初任給の３倍ほどにもなるそうで、ベトナムでも２倍ほどになるそうです。



すごいですね！目

日本企業への人気は高いようなのですが・・




日本でもワークライフバランスが問われていますが、海外の若者はライフ重視はあたりまえ。
ジョブローテーションよりエキスパートを望む。



また日本では採用のプロセスが長すぎる・・・
面接後３週間後の連絡では、学生はダメだったと考え、とっくに次の行動に移っているようです。

また入社しても社内でのメンターがいない・・・



外国人の採用問題、社内での育て方は、異文化理解だけではなく、そのまま、日本人の離職率を押さえるヒントにもなりそうに感じられました。




人間関係で悩み辞めていく外国人が多いとも聞きました。

異国で頑張る外国人に、彼らのアイデンティティを尊重しながらも、日本人に受け入れられ、愛される日本文化やマナーを伝えることも日本で暮らしやすくなるコツ・・・を伝える。


自分にもできそうなことがあると感じました。

これから日本は大きく変わって行くと思います。

日本人と同じに扱って欲しいと、タイのユッパワン教授はおっしゃっていました。もっと外国人との共存を受け入れる時代となっていくでしょう。


良い機会をいただきありがとうございました。


石井由美子のマナー講座黄色い花


黄色い花インバウンド（訪日外客）接遇研修
増え続ける訪日外国人のお客様

異文化を知って、日本のおもてなしを提供するための研修です。


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講師： 石井由美子

マナープリュクレール代表

重ね煮料理サロン 野菜ブリュクレール 代表

・もとJALキャビンアテンダント

・JAMOI シニアマナーOJTインストラクター

・接客接遇企業研修

・インバウンド講師

・キッズマナーインストラクター養成講師

・おもてなし接客英会話講師

・秘書検定1級

・チーズプロフェッショナル協会 チーズ検定講師


生きとし生けるものに愛情を感じております！！（例外はありラブラブ）