こんにちは。
プチ不調よ、サヨナラ、の、佐藤です。
昨日は、久しぶりの投稿でした
わーい。
梅雨時期の高温多湿ブランケットをかぶりながら頑張る我らの自律神経の話しをしましたね
そう。我々の身体は、この時期何もしてなさそうに感じても、生活しているだけで、とても頑張っているのですね!撫で撫で

偉い!

さあ、今日はその続きです。
いったいどんな話しになるでしょう?
では、行ってみましょう
②梅雨時期の日照時間が及ぼす身体への影響
この時期、なんと無し元気が出ない、やる気が出ない、なんてことありませんか?
梅雨時期に気分が落ち込んだり、OFFモードになるのは、太陽の光を浴びられないことが原因の一つとなっているのです。
人間の身体は、太陽の光を浴びることで、ビタミンDが生成されます。
ビタミンDは、鬱症状を抑えるという効果もあるのです。
日照時間の少ない北欧の方が、夏に日光浴をしている姿、見たことありますよね。
太陽の光は、人間の身体に必要なものなのです。
また、少し難しい話しになりますが、
体内で作られる「メラトニン」「セロトニン」という物質の分泌も、太陽の光を浴びることと大きく関係しています。
「メラトニン」は、脳の松果体というところから分泌されるホルモンなのですが、
身体の深部の体温を下げ、質の良い睡眠に道いびいてくれたり、
気持ちを落ち着かせてくれたり、抗ストレス作用を示したり、そんな働きをしてくれています。
「メラトニン」は、夜寝ている時にたくさん分泌されるのですが、
朝、太陽の光を浴びると、それまでたくさん分泌されていた「メラトニン」は急激に少なくなり、
それによって、眠気が消失し、脳も身体も起きだす。という仕組みになっています。
そして、人間の身体は、太陽の光を浴びた、その14~16時間後に、再び「メラトニン」が分泌される。という仕組みになっているのです。
ですので、朝7時に起きて、カーテンを開け、太陽の光を浴びたとすると、
夜21〜23時に「メラトニン」が分泌されることになります。
その頃ちょうど眠くなってくる。というわけなのです。
その「メラトニン」を作るには必要なのが、
「メラトニン」の原料となる「セロトニン」という物質です。
「セロトニン」は、落ち着いた気持ちを与えたり、人が日中活発に活動するのをサポートしてくれています。
そしてまた、別名「幸せホルモン」とも呼ばれています。
これは、「セロトニン」が「ドーパミン(喜びや快楽を司る)」や、「ノルアドレナリン(恐怖や興奮を司る)」の働きをコントロールしているからと言われています。
つまり、「セロトニン」は、精神を安定させてくれ、幸福を感じさせてくれる「幸せホルモン」というわけなのです。
「メラトニン」が、夜分泌されるのに対し、
「セロトニン」は、朝分泌されます。
朝分泌された「セロトニン」が原料となり、やがて「メラトニン」になるのですが、
「セロトニン」をよく分泌させたいのであれば(やがては「メラトニン」をたくさん分泌させたいのであれば)必要な条件があります。
それは・・・
「太陽の光を浴びる」
「15分以上反復運動をする」
この二つが必要条件になります。
反復運度とは、例えば、ご飯を噛む噛むすることや、散歩などの軽めの運動などを指します。
朝、カーテンを開け朝日を浴びること、朝食を取ること、朝の散歩などに、こんな重要な意味があったなんてご存知でしたか?
色々な考え方がありますが、私は朝ご飯を食べることをこのような理由から個人的にかなり推奨しています。
うちでは、「朝ごはんの会」を開いている程です!(←たまにしか開催出来てませんが・・。)
とっても楽しく美味しい会なのですよ♪
そしてまた、「セロトニン」を作るのにも必要なものがあります。
それは、「セロトニン」の原料となる
「トリプトファン」という物質です。
「メラトニン」にも「セロトニン」が必要だったように、「セロトニン」には「トリプトファン」が必要なのです。
「セロトニン」を増やすには、朝日を浴び、15分以上の反復運動をすること、「トリプトファン」を摂ることが大切になります。
「トリプトファン」は、必須アミノ酸の一つです。
すなわち、体内で生成することの出来ないアミノ酸であり、日々食事から摂る必要があるものなのです。
どんな食材に含まれているかと言うと、
納豆、油揚げ、豆乳などの豆製品、鯵やイワシ、ご飯や味噌汁などに含まれています。
他にもたくさんの食材がありますので、調べてみて下さいね。私は和食がオススメです。
「セロトニン」はこの「トリプトファン」から作られるのです。
まとめますと、
朝起きてまず、カーテンを開け、太陽の光を浴びる。
※「セロトニン」「メラトニン」生成には不可欠
↓
「トリプトファン」たっぷりの朝食を、ゆっくり噛み噛みしながら最低15分以上かけて食べる。※朝にこだわらず、「トリプトファン」は摂りましょうね。
※「セロトニン」分泌UP。幸せホルモン、精神安定♪ (やがて「メラトニン」へ)
↓
14〜16時間後「メラトニン」が分泌され、眠くなる。
↓
ぐっすり。幸せ。
このリズムは人間の身体に大昔から刻まれてきたリズム「サーカディアンリズム
(生物に備わる、昼と夜を作り出す一日のリズムのこと)」にのっとったものなのです。
ですので、そう簡単に変えていいものではないのです。
梅雨とは関係ないですが、
朝早く起きて、夜早く寝る。こっちのほうがずっとずーっと身体にとって良いというわけですね。
話しを戻しますと、
何となし梅雨時期に気分が落ち込むのは、太陽の光に浴びる機会が少なく、
「セロトニン」や「メラトニン」が思うように分泌されないことにも大きく関係しているのです。
気分が落ち込むのは、あなたのせいではありません
ですので、梅雨の合間の晴れた日には、是非、太陽の光を浴びてみて下さいね
そして、バランスの取れた食事をしっかり摂って下さい
これは、自分にも出来る、本当に大切なことです。
ちょっと難しかったですかね。(書いていた私も難しかったです。。
気を取り直して、また次回に♪
続く。





