君は秋色に替わるその前に

君も、君も秋色に替わるその前に

不思議だね

秋に生まれた君たちは

厳しく、苦しい冬を乗り越えたら

優しく、希望に満ちた春が訪れて

太陽まぶしい夏を過ごし

静かに、穏やかに生涯を終えるんだ

何があっても自分を信じて
今は冬、春の為に、夏の為に

それを言っちゃーおしめいよ

あまり寅さんは見ないが、人の情けを感じたい

家族が笑わない

家族が語らない

家族に顔がない

街ですれ違っても

分からないほど、毎日見てるのに、記憶が遠ざかる

あなたは誰ですか

君は誰かな

ぼくは誰かな

わたしは誰かな

歩きタバコはいけないけど
ポイ捨てしょう

目の前を初老の男性が

丁寧に道を履いていた

恥ずかしくて携帯灰皿に落としポケットにしまった
好きなんだろ

大好きなんだろ

一緒に暮らしなよ

それが一番だ

それが自然だ

なにを悩んでいるんだ

なにを躊躇っているんだ

今頃悩んでいたって始まらない

転がりだしたはぐるまだ

人生は一回

一回きりの人生

本当だ

本当だ


これからは

餌を食べたいんじゃないんだよ

食事がしたいだけなんだ