モナコGP予想
アルファロメオ147 phase3?
新型ボルボC30
↑C30の想像図
乃木坂トンネル
4月8日、天候 晴れのち曇り、最高気温16℃と暖かかった連日より肌寒い。
夕方、仕事で三軒茶屋に向かっていた。東西線を飯田橋でJRに乗り換える。
大学には新入生が入って、通いなれていない学生が自動改札の流れを悪く
している。ちょっと不機嫌だった。
電車は飯田橋を出て四谷に差し掛かる。外濠公園の桜は、桃色と緑色が
混ざった複雑な色調になっている。もう桜も終わりだ。
すると電車は、四谷のホームに着くはずのない距離で突然”スー”っと停止した。
すかさず車内アナウンスが流れた。
「中央線は現在、中野駅付近の踏み切りで発生した人身事故の影響で
上下線とも一時運転を見合わせております。お急ぎのところ・・・・」
1年中、良くあるんだ中央線は。四谷で降りて丸の内線か、南北線かな?と、
考えていた。飯田橋では何のアナウンスもなかったから、この数分の間に発生した
事故だろう。時間がかかりそうだ。
5分ほどして、電車は四谷のホームに滑り込んだが、そのまま動かなくなった。
仕方なく四谷の駅を降りると、改札で駅員が降車してきた乗客に向かってこう
言っている。
「現在、代替輸送を実施しております。お急ぎの方はこちらにどうぞ。」
仕事とは言え、余分に料金を出すのも面倒だ、と考えたかは定かではないが、
その声に導かれるまま、気が付いたときには
「渋谷駅経由三軒茶屋駅行き」の案内板が出ている”マイクロバス”に乗っていた。
マイクロバスは10人ほどが乗っていただろうか。夕方とは言え、まだ17:00前だった
せいもあり、車内にはサラリーマンが多かった。高校生と思しき年齢の冬服の制服姿も
何人か見かけた。
「この時期は冬服、面倒なんだよな。」
高校時代をちょっと思い出したりしたのは、鉛色の空に少し夕陽が見えたせいかもしれない。
バスは赤坂見附を通り、日枝神社前から青山方面に右折する。
この赤坂通りは普通の路線バスは通らないルートだ。特に気にもならなかった。
ふと気が付くと、辺りは暮れかかって西の空の端っこが群青色に染まっている。
この通りは普段、非常に交通量が多く好んで通らない。
しかし今日に限って、不思議に周辺を走るクルマの姿はない。
都内の道路は、不思議に空く日がある。通いなれた早稲田~神谷町ルートも平均で
30分ほど掛かるがこの空く日に限っては15分ほどで目的地に着く。
どうも今日はその日のようだ。
バスはTBS前を通過して乃木坂トンネル手前に差し掛かる。バスの車内は既に
薄暗くなってきていたが、灯りはついていなかった。
ふと、トラックのディーゼルエンジン音が耳についた。細かくアクセルを吹かしている。
連続的な吸気音が聞こえる。煽っている音だ。
「バカが居るんだよな、バス煽ってどーすんだろーか?」
と思い、後ろを振り返る。
高い位置に小さく丸いヘッドライトが2つ見える。小刻みに上下に震えているところを見ると、
相当激しくアクセルを煽っているようだ。
こちらからマイクロバスの運転手は見えないが、察するところかなり焦っているようだった。
次第に車速があがっていくのを感じた。
体感的には60kmくらいだろうか?乃木坂トンネル手前には、バスにとってはキツい右コーナー
がある。案の定、激しい横Gを体に感じ、車内の乗客から短い悲鳴がこぼれる。
しかし、小さく丸い2つのヘッドライトは同じ距離感を保ったまま、未だ連続的な吸気音も
聞こえていた。
バスが乃木坂トンネルに差し掛かる。ふと、視界の端から小さく丸い2つのヘッドライトが
消えた。だが気配は消えていなかった。
反対側を見ると、並びかけてくるのが見えた。
「抜く気か?ここで?!」
乃木坂トンネルは片側1車線の対面通行だ。追い越しできる場所ではない。
トラックは徐々に並びかけてくる。ん?良く見ると、四角い。
並びかけてくるそいつはトラックではなく、同じバスだった。それも銀のボディに赤いラインが
入った路線バスだ。
「路線バス?!」
徐々に並びかけてきた路線バスの運転手に白い手袋が見える。顔は暗くて良く分からない。
同じバスだけあって一気に抜いていくスピードはない。
運転席がすぐ横を通過する。
ふと、路線バスの車内に目をやった。車内には幾つかのセーラー服が見えた。
乗客がいる。だがみな、俯いている。
あちらの車内には青白い光で薄ぼんやり明るい。
窓際に座っていた一つのセーラー服がこちらを向いた。
目を疑った。顔面蒼白な彼女には黒目がない。
青白い光に照らされて白目しか確認できない。
その直後、路線バスに乗っている全員がこちらに向けて顔をあげた。
こちらの車内に悲鳴があがった。
白い目が幾つもこちらを見ている。
乃木坂トンネルを抜けるころには、路線バスは完全にこちらを抜き去り、青山墓地に向かって
消えていった。
体に小刻みな震えが走る。あれはいったいなんだったのか・・・?
他の乗客には泣いている人もいる。自分だけが見たわけじゃないらしい。
暫く放心状態だったが、目の端がなにかを捕らえ、再び背筋に寒気が走る。
丸い二つのライト。同時に小刻みな吸気音が聞こえた・・・。
と、ここで気が付いた。時刻は6:30。今朝見たかな~り怖いリアルな夢のおハナシでした。
場所や背景など、このままでした。まるで本当に起こったことのよう。風邪気味だからか~?
あ~コワっ。
タクマの独り言
長澤まさみちゃん
今さら驚愕の初プリウス
そんな時代の流れですが、ハイブリッド車って助手席含め過去乗ったコトなかったのね。いやねぇ、DLR行って試乗しよーかなーとか思ってるウチに3年も経ってしまいまして・・・。乗りたいナ~と思いつつ月日は流れていったワケです。
つい昨日のことですが、社長車が悪戯にあいまして。いやね、ストーカー犯罪ですわ。余り洗車しない社長なのでこっそり10万もするチタンコーティングかけてビカビカでしたわ。その金ピカ社長車のボディサイド1周、クギみたいなモンでアクセントライン入れて、ご丁寧にアルミ製ボンネットに
「すけべ」
と刻んで行きおったですよストーカー野郎。警察呼んで速攻修理入れましたが、軽く50万コースでした。おーこわ。
まま、そんなワケでワイが普段使ってる営業車を困っている社長に即ご提供しました。なんでかって?ま、とーぜん、ワイ代車必要ですわな。 →計画的 もーね、最初から狙ってましたよ新型プリウス。なんつーか、仲間の誰かがプリウス買って運転させてくれるって言われたとき、ハイブリッド車の扱い知らないと、恥でしょ?
「なんだ~クルマ関係の仕事やってるくせに~」
とか得意気にのたまわれた日にゃ、二度と地球環境について考えなくなりそう。なモンで経験しとかなきゃね。
トヨタレンタリースで引き取ってきたプリウス。ま、実車はアムラックスとかで触ってたから知ってますが、Eg掛かってるのは初めて。ちゅうかEg掛かってないじゃん・・・。最初に従業員から
「これはちょっと特殊ですけど、ご存知ですか?」
「はい勿論」
即答でしたわ。ま、ナンとかナルかしら、とか思いつつ。キー渡されます。箱型ですな。ん?鍵部分ないじゃん??
「あー持ってれば開錠とか始動とか出来るやつかー」 →ナイナイ。すでに分かってナイし
と勝手に判断。適当にSTARTボタンとか押します。
「そこに挿してください」
ちょっとクスッってしたなオイ。
「おせーて~わすれちゃった~」
忘れないよな、普通。
プリウス(以下プリ公)はON時点でバッテリー残量があればEg始動しないのね。
ってやつですね。これも微かに「にぃ~~~~」ちゅう電気的な音がします。交差点で止まるともーEg音せず。何時の間にか止まってるんですわ。信号待ちしてる間シーン。振動ゼロ。音もゼロ。こうなると10年以上もクルマ乗ってる習慣ちゅうか、なんか落ち着かんのですわ。青になってマジ走るのかこいつ、みたいな。心臓バクバクもんです。ま、走るんですがね、フツーに。
いやねぇ、走行中に全く音がしない感覚って、異次元でしたよ。スーと滑るよーに走るんですわ。タイヤも低燃費タイプのエコ系っすから、ロードノイズも殆ど出ないし。チャリンコといっしょ。いや、チャリンコは空走時、「ジャーーーー」っていうからな。そんなメカノイズ入ってこないんだ。もー未来ですわ。あーこりゃスゲぇ。踏むとEgで走るからフツーなんですがね。こりゃ売れるワケですよ。都内走るには問題ないし、これで30km/L行くちゅうんだから。
そんでね、すげぇーすげぇーと感動が収まってきたら、エアコンが暑かったんっすよ。
そんなこんなで暫く乗ってクライアント行ってムカムカして帰ってきました。相変わらず虎ノ門周辺はタクが多くてうっとおしい。ムカムカしてるモンだからついついガチャガチャ走ってしまうんですわ。アクセルがばっっと開いてぎゅぉぉぉぉぉ~~~~~・・・と言わない。抜いた瞬間に平穏が訪れるワケですよプリ公わ。クルマに、
「まぁまぁ」
と言われてる感じ。なんじゃオマエわ。