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名古屋の治療院×ジム【アスリートのためのトレーナールーム】プラストレーナーズのブログ

治療院とスポーツジムで別々に行われていたリハビリやストレッチなどコンディショニングと体幹や肩甲骨、股関節を中心に鍛えるトレーニングをリハビリのプロである理学療法士とトレーニングのプロであるトレーナーがサポートします。

高校生のクライアントから質問がありました。

「筋トレって毎日やってもいいんですか??」

 

この選手は大学へ向けてフィジカル強化を頑張っていて、トレーニングは積極的に行なっているなかで、より効率よくフィジカル強化するにはどうしたらいいのかという疑問です。

 

答えは「毎日は良くない」です。

これには大きく二つの理由があります。

 

まず一つめは、筋肉は回復させてあげることが大事であるということ。よく言われることですが、筋肉は筋トレで損傷した組織が修復する過程でより強い筋肉へと成長していくので、きちんと回復させてあげることが大切です。

 

二つめは、毎日できるようなレベルの筋トレは意味がないということ。意味がないと言うのは語弊があるかもしれませんが、明日もできるような強度のトレーニングはやはり効果的ではなく、十分な強度のトレーニングを行えば翌日は筋肉痛や筋疲労でまともなトレーニングはできないはずです。

 

 

たとえば、普段100kgのスクワットができる選手がしっかり追い込んでトレーニングをした場合、翌日に同じ100kgのスクワットはできないはずです。もし2日連続でできるようなら、初日の強度が足りないということです。

 

科学的な理屈はしっかりと調べてもらえば出てくると思いますが、ざっくりと言えばこんなイメージで、『毎日筋トレするのは良くない』と考えています。

 

しっかり追い込んで、しっかり休む。

これが大事です。

 

プラストレーナーズ
伊藤孝信

 

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骨盤の前傾や後傾という言葉は、スポーツ界では本当に当たり前のように聞かれるようになりましたね。マラソンなどのランニングフォームでも、ゴルフスイングでも、さまざまな競技で「骨盤の角度」がパフォーマンスに影響すると言われるようになってきました。

多くの場合は「骨盤は前傾したほうがいい」という話が中心です。骨盤を前傾させることで股関節がよりスムーズに屈曲し、そこから大臀筋やハムストリングスといった大きな筋群が働きやすくなるため、より大きなパワーを発揮できると言われています。また、骨盤前傾は猫背姿勢を防ぎやすいという点でも、フォーム作りの重要ポイントとして扱われています。

こういった考え方は野球やソフトボールのバッティングフォームにも取り入れられ、次第に「骨盤は前傾したほうがいい」という共通認識が広がってきました。


たとえば、バッティング動作の一般的な流れとしては

1.軸足側の股関節にしっかり荷重して「股関節に乗せる」ように構える。
2.前足を上げた際、さらにその乗せる感覚を強めてタメをつくる。
3.軸足側の股関節に乗せたまま体重移動を行う。
4.前足が着地してからスイングを始動する。


言葉だけでは分かりにくい部分もありますが、こうした流れの中で「骨盤前傾を保つこと」が重要だとされるケースが非常に多くなっています。実際、プロ野球で言えば、ヤクルトスワローズの村上宗隆選手やオリックスバファローズの紅林選手など、しっかり前傾を取った構えをする選手も存在しています。


しかし、この骨盤前傾について、実はタイトルの通り「バッティングではスランプを悪化させる可能性があるのでは?」と感じる場面が少なくありません。もちろん、骨盤前傾そのものが悪いという話ではなく、問題になるのは “意識の仕方” です。



バッティングの調子を崩したとき、多くの選手がフォームのチェックポイントとして骨盤の前傾を見直すのですが、すでに十分前傾しているにもかかわらず、「もっと前傾が足りないのでは?」とさらに角度をつけようとするケースが意外と多く見られます。この“やりすぎ”が厄介で、骨盤を過剰に前傾させてしまうと腰椎が反りすぎてしまい、背筋が過緊張します。それによって胸椎や肩甲骨の動きを邪魔してしまい、スイングのしなやかさが一気に失われます。

特にスランプ期は感覚のズレを解消しようと意識がフォームに向きやすく、必要以上に姿勢を作り込んでしまう傾向があります。その流れで過度な前傾が習慣づくと、バットの出方や間合いの取り方にも狂いが生じ、負のループに入りやすくなります。

もちろん、骨盤が後傾してしまっていて、それがスランプの原因なら前傾を取り戻すことで改善されることもあります。ただ、実際のところ、そういったケースはそれほど多くなく、特に「骨盤前傾が大事」と強く意識している選手は、ほぼ例外なくすでに十分前傾しています。むしろ前傾しすぎていることに気づかず、それをさらに強めてしまうことがスランプに拍車をかけてしまうのです。

結局のところ、骨盤前傾は“適度”であることが大切で、意識しすぎてやりすぎてしまうと逆効果になりかねません。フォーム作りでもスランプ脱出でも、「前傾できているか?」ではなく、「前傾しすぎていないか?」という視点を持つことが意外と重要だったりします。

 

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これまでもずっと賛否両論のある「ジュニア期の筋トレの是非」ですが、わたしはジュニア期も筋トレに取り組むべきだと考えています。

 

最近、ある選手のセッションを担当し、ますますその考えが強くなりました。

 

その選手はパフォーマンスが非常に高く、全国大会でも良い成績を残せるような実力を持っています。

しかし、あっさりと負けることもあり…さらにはケガをしがち。

選手生命を脅かすような重大な故障ではありませんが、マイナートラブルや数日の安静が必要なケガをよく起こしてしまいます。

 

 

ケガの原因を考えると、アクシデント的な要因はなく、関節可動域は広く、プレー動作も問題ない、、、となると、疲労の蓄積と筋力不足が大きな要因となっていると考えられます。

 

実際にインボディ(体組成計)を用いて筋肉量を計測してみると、体脂肪率が高くとてもパフォーマンスに見合ったフィジカルとは思えませんでした。

 

簡単に負けてしまうときがあるのは、筋力(フィジカル)不足によりプレーの質が安定させられず好不調の波が大きいのだと思います。

 

 

では、なぜ、

全国大会で良い成績を残せることがあるのでしょうか。

 

おそらく、勝負勘であったり相手のプレーを読む能力や駆け引きといった面に長けているのでしょう。

 

多くの選手はこういった能力を試合を重ねることで獲得しているのですが、フィジカルが成熟する前に獲得しているのはかなり稀なケースかもしれません。俗に言う「生まれ持ったセンス」がずば抜けているのでしょう。

 

 

こうしたタイプの選手を見ると、やはり「センスだけでは限界が来る」という現実を実感します。

もちろん、ジュニア期において“センスがある”というのは大きなアドバンテージです。しかし、それはあくまで“入口”であって、そこから先のステージに進むためにはフィジカルの裏付けが欠かせません。
逆に言えば、今これだけ結果を残せているのは フィジカルが追いつけばまだまだ伸びる余地がある ということでもあります。



いまだに「ジュニア期に筋トレはよくない」「身長が伸びなくなる」といった声を聞くことがありますが、現在のスポーツ科学ではそのような根拠は否定されています。

ポイントは以下の通りです。

  1. 正しいフォームと負荷設定で行えば、成長軟骨への悪影響はない
  2. むしろ基礎筋力が不足している方が、ケガのリスクは高まる
  3. 体の使い方・姿勢の崩れを補正し、長期的な成長をサポートする

 

つまり、正しく行われる筋トレはジュニア期の成長を妨げるどころか、むしろ成長を後押しする のです。

特に、今回の選手のように筋量とパフォーマンスがアンバランスな選手ほど、筋トレが大きな意味を持ちます。

センスや技術はすでに高い。
そこにフィジカルが加われば、プレーの安定性が格段に向上します。

  • 好不調の波が小さくなる
  • 疲れにくくなる
  • ケガをしなくなる
  • 高い技術を高いレベルで発揮できる時間が伸びる


才能や勝負勘だけで勝ってきた選手が、フィジカルを身につけることで一段階も二段階も成長する姿を、私は何度も見てきました。

むしろ、ジュニア期だからこそ――
正しい動きを身につけ、基礎筋力を整え、将来の伸びしろを最大化できる絶好のタイミング なのです。


今回の選手には、これからしばらくフィジカルトレーニングを丁寧に積み上げてもらいます。
結果が出るのはすぐではありませんが、確実に“ケガのしにくい身体”と“安定したパフォーマンス”が作られていくはずです。

そして、その土台が整ったとき、彼本来のセンスや読みの鋭さがさらに際立ち、まさに「本物の選手」へと成長していくでしょう。

ジュニア期の筋トレは、未来の可能性を閉ざすどころか、むしろ大きく開いてくれる。
これからもそうした選手づくりをサポートしていきたいと改めて感じたセッションでした。

 

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