肘離断性骨軟骨炎(OCD)は、野球肘の一つで肘の外側の骨(上腕骨)の軟骨がボロボロになってしまうケガです。
小学高学年から中学生くらいの野球選手に圧倒的多いので野球肘の一つとされていますが、実は体操競技や水泳などでも起こるケガで、もっと言えば腕をほとんど使わないサッカー選手でも発症することもあるようです。
ただそういったスポーツの場合は悪化することが非常に稀で、自然に寛解していくために発見されることが少ないために、よく悪化し発見されることの多い野球のケガとされているのが現状です。
この肘離断性骨軟骨炎は野球以外の競技の時のように自然治癒するケガなのですが、発症した選手が野球をしていたり体操をしていたり、腕(肘)に負担のかかるスポーツをしていると自然に治ることは少なく悪化していってしまいます。
ですので野球選手で肘離断性骨軟骨炎と診断されると、数ヶ月はノースローとされバットスイングも禁止されることが多いです。
小学生や中学生の野球選手にとって「数ヶ月のノースロー&ノースイング」は地獄ですよね。。。。
「野球やんなよ」ってことなので、なかなかきつい治療期間となります。
しかし、これを無視してプレーを続ければ、高い確率で手術が必要となります。
ボロボロになった軟骨を切除し膝から代わりの軟骨を移植する手術が主流となっています。手術の成功確率は高いですが完璧な元通りの肘には戻らないので、可動域制限が残ってしまったり変形してしまったりすることもありますので、できるだけ手術は避けたいところですね。
そうなると先に書いたように、しばらくは肘に負担をかけないようにする必要があります。
じゃーーボールを投げられるようになるまで何もしないのかよ!ってことですが、そうではなく『出来ることをやっておく』ことがとても大切になります。
その出来ることとは、股関節のストレッチ&トレーニング、体幹のトレーニング、胸郭肩甲骨のストレッチ&トレーニング、バランストレーニングなどなどの患部外トレーニングです。
トミー・ジョン手術は復帰後に球速が上がることで有名ですが、トミー・ジョン手術も投げられない期間が非常に長いためにその期間をつかってしっかりと上記のような患部外トレーニングをやり込むことで復帰した時に球速が上がっていることが多いというわけです。
ですので、肘離断性骨軟骨炎のリハビリで投げられないスイングもできないという期間でも、しっかりと患部外トレーニングをすることで復帰したときのパフォーマンスを上げることができるのです。逆に何もやらずに「もうそろそろ投げてもいいよ〜」って言われても、きっとなかなか投げられなくなっていると思います。
小中学生の野球が楽しくて仕方ない時期にプレーできないのは非常に辛いですが、将来を見据えて大切な時間にしてほしいと思います。
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伊藤孝信
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