ボールを投げると肘に違和感がある。
痛いわけじゃないけど、なにか違和感がある。
連投したり球数が多いと少し痛い。
投げた次の日は痛むけどすぐに治る。
ボールがすっぽ抜けることが増えた。
スタミナがなくなった。
こういった症状は野球肘の兆候で、放っておくと本格的な野球肘になるので注意が必要です。
本格的な野球肘とは、内側側副靱帯（MCL）損傷や部分断裂、前腕屈筋群損傷、内側上顆剥離骨折などです。
そうなるとノースロー期間が必要となり復帰まで時間がかかってしまいますし、最悪のケースだと手術が必要となることもあります。
ですので、先に書いたような軽い症状を感じたら、早めにコンディショニングに取り組み、改善しておくことが必要です。
コンディショニングの具体的例は、主に以下の内容です。
- 前腕屈筋群のストレッチ、強化
- 上腕三頭筋のストレッチ、強化
- 胸椎と胸郭のストレッチ
- 肩インナーマッスルのストレッチ、強化
- 肩甲骨のストレッチ、トレーニング
- 体幹トレーニング
- 股関節のストレッチ、強化
- フォーム修正
これくらいですね。
特に「肩インナーマッスルのストレッチ、強化」は肘のコンディショニングとしては見落とされがちなので、注意しましょう。
肩のコンディションが悪く肘に負担がかかることはものすごく多いです。
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伊藤孝信
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