オフシーズンにおけるトレーニングといえば「走り込み」ですね
昔から下半身トレーニングとして、根性トレーニングとして行われてきました。
最近では科学的トレーニングが普及しており、単に走らせるだけの根性論走り込みは減ってきているように思いますが、走ることはスポーツの基本であり、大切なトレーニングです。
走ることによるスポーツ障害はランニング障害と呼ばれ、代表例としてはランナーズニー(腸脛靭帯炎)やシンスプリント(脛骨疲労性骨膜炎)、ジャンパーズニー(膝蓋靭帯炎)などがあります。
今回はこのランニング障害は置いておいて…
走り込みやトレーニングによる「腰の痛み」について。
「シーズン中はなんとか大丈夫なんだけど冬期のトレーニング期間になって走る量が増えると腰が痛くなる」という選手も多いのではないでしょうか。
私も高校1年生の頃、走り込みをすると腰が痛くなり、なかなかトレーニングを行えずに悩んでいました。。。
いま考えると、私の場合は「体幹の機能不全」が原因でした。
腹筋の筋力や体幹安定性、股関節と体幹の連動性などに問題があり、腰の関節や筋肉に通常以上の負荷がかかって痛みが発生していたと思われます。とくに疾患があったわけではなく単純にそれだけであったので、それらが改善した2年生の冬期トレーニング期間は問題なく行えました。
「冬期のトレーニング期間になって走る量が増えると腰が痛くなる」という選手の多くは、この「体幹の機能不全」が原因だと思います。股関節の柔軟性を含めて、身体の使い方が良くなれば、痛み無くトレーニングに取り組めると思います。
また、仮に腰椎分離症や腰部椎間板ヘルニアがあったとしても、体幹の機能がしっかりとしていれば問題なく競技復帰出来ます。障害のない選手に比べれば少し気を配ってコンディションを整えないといけませんが、安静にしているだけではなく、しっかりストレッチとトレーニングでコンディションを整えていけば大丈夫です。
走り込みは、下半身の筋力、スピード、敏捷性、体幹機能、全身の連動性など、スポーツにとって必要不可欠な機能を高めることが出来るトレーニングです。
いいコンディションでしっかり走り込んでパフォーマンスアップを目指しましょう
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