野球肘の治療と言えば、病院や接骨院などでのマッサージやストレッチ、電気治療、超音波治療をイメージされる方が多いと思います。
田中将大投手が受けたPRP療法(血小板注射)というのは一般的ではありませんね。
野球肘の「痛んでいる箇所」は肘であり、肘の靭帯や筋肉、骨などの組織のどれか、もしくは複合的に損傷していますので、上記の治療法も間違いではありません
でも、病院や接骨院で治療を受けているのに、全然良くならないとか、すぐに再発してしまうとかといった選手を良く見かけます
そもそも、人間には自然治癒力が備わっていますので、安静期間をとれば損傷部位は自己修復し痛みが治まることがほとんどです。(損傷部位によっては自己修復しないために手術が選択されることもあります)
では、なぜマッサージやストレッチ、電気治療、超音波治療を受け続けても全然良くならなかったり、良くなってもすぐに再発してしまうのでしょうか。
それは、野球肘の損傷箇所は肘であっても、野球肘の原因が肘に無いことがほとんどだからです。
代表的な例として、股関節を始めとした全身的な柔軟性の不足が投球フォームに悪影響を与え、結果的に肘に負担が掛かっているケースです。
このような選手は、いくら肘の治療をしても、柔軟性が改善し投球フォームが良くならなければ完全復帰は難しく、全身的なコンディショニング&トレーニングが必要になります。
原因となるものは
柔軟性不足
筋力不足
運動連鎖破綻
など様々で、あらゆる関節に潜んでいますので、細かくチェックして対応していかなければいけません。
ですので、野球肘の治療に必要なのは、肘の治療+全身のコンディショニング&トレーニングになります。
野球肘はトレーニングで治す!
正しいトレーニングをして、その原因となった身体機能を改善させ、早期復帰、再発予防を目指しましょう!
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