「仕草は心に直結している」 と云ったカメラマンがいる。その人は仕草を撮っている。
この写真随分前の写真だけど絢子から貰った和菓子とそれに付いていたメッセージカード。そのカードには病気で撮影会が中止になったお詫びが書いてあった。
今までお中元とかお歳暮とか、手作りのクッキーとかケーキとかいろんなものを貰ったことがある、もちろんメッセージ付きも。絢子の場合はいつもセレクトする、この和菓子も箱が膨らむほど和菓子が入っていた。店頭で綺麗に箱詰めしてあるものを買うのではなく、何故かいつも自分で選ぶ、そんな子が絢子。そもそも、そんなことまでする必要はない関係、と思うがそれは環境の違いだと思う。いい環境で彼女は育ったと思うのはこんな行為もあった。
以前いっしょに仕事をしていたモデルは仕事の度にバランタインとレーズンバター、チョコレートを持ってきた。お前、気を遣わなくてもいいから、と云っても毎回カートに着替えの服といっしょに入れて持ってきた。何故、あのときこんな写真を撮ることが出来なかったんだろう。
↑の写真は当時者しか分からない。でも、それでいいと思う。それは仕草が入っているから。付き合っていた彼女から貰った手作りのケーキやクッキーを自然に撮れるようになったのはいつ頃からだろうか。たぶん、アラーキーが撮った陽子さんの手料理の食べ掛けの料理カットの意味が分かってからだろう。
「仕草は心に直結している」 心にシャッターが直結しているときはきっといい写真が残るんだろうと思う。
写真は撮っただけじゃあ意味がない、感謝したらありがとうは云わないと。
さんきゅ、美味しく戴きました。
遅くなりましたが。
