以前グルメ番組を制作していたとき、レポーターに「美味しいって言うな」と”美味しい禁止令”を出したことがある。食っては「美味しい」食っては「美味しい」なーんも伝わらない。あっさりとした味、こってりした味、温かい味、冷たい味、”美味しい”という言葉だけでも伝わるのにそんな感じは微塵もなかった、ただ言葉の意味に頼るだけ。
オーディションも書類にも”やる気”という言葉をよく目にする、”一生懸命”とかね。そりゃあやる気がなければ応募なんかしませんよ。そんなことは分かっている。あなたのやる気は100%でしょ、でもそのやる気って何cm?何ℓ?何g?笑顔が自慢?笑顔が醜い人なんか見たことがない。笑顔が得意な人は云わなくても分かる、目の前に立っているんだから。”やる気”も”笑顔”もその言葉を使わないと伝わらないと思うようじゃあ多寡が知れているよ。あぁーー、今日は辛口だ。