ライン拡張 〜中編!?〜 | 名古屋発、御社の立ち位置をデザインする、ブランド・デザイナー ◎商標・ブランド・デザインマネジメント

ライン拡張 〜中編!?〜

ブランドにおいてライン拡張のお話の続きです。

基本的にブランドのお話の中では、強いブランドを築くためには
ラインは収縮させて、焦点を絞るべきだと言われています。
(カレーハウスCOCO壱番屋やスターバックスのように《笑》)

ラインの拡大については、打ち手を間違えなければ短期的な売上は上がるのですが、
元々のブランドへの影響も考慮するべきです。

例えば、1~2年前から!?売れている、ペプシコーラのPEPSI NEXのお話。

ペプシコーラのライン拡張なのですが、ゼロカロリーなのに美味しい、
ということでコンビニでも既に定番の商品です。
(意外に美味しいという驚きが、他商品との大きな差別化になっています。)

PEPSIというハウスブランド名を使用しているのは、
ライバルであるコカコーラもコカコーラ・ライト(現在はコカコーラゼロでしょうか)という
同ジャンルの商品があるからです。

で、恐らくコカコーラゼロはペプシの成功を意識した商品だと思うのですが、
ブランドの話に戻りますと、PEPSINEXを選んでいる人のなかには
もともとのペプシコーラ愛飲者も多く含まれているという事なのです。

私自身もペプシが飲みたい気持ちになったら、最近は迷わずNEXを選んで
本家を飲まなくなってしまいました。

これが今後どうブランドに影響していくのか、興味深いところです。

さてさて、ライン拡張をしても良い場合もあります。
ここでは面白い事例を....。

私が先日購入したモノです。

デザイン&ブランディングコミュニケーション-エスタック
エスタックといえば、風邪薬ですね~。

実は他にも同じような展開の商品が他の製薬メーカーからもいっぱい出ています。

ぱっと見た感じは、まんま「風邪薬」ですね。

喉がかれて困っていた私は、なんか効きそうだな~なんて思って
思わず、買ってしまいました。

実はこれ、コンビニで購入したのです。

薬局ではなく、コンビニエンスストアという、流通先を
ずらすことで、ハウスブランド名を利用して展開して
お菓子の「のど飴」との差別化を図っている
好例なのかな~っと思いました。
(製薬会社が、薬と同じような佇まいで出しているところがポイント)



その他にも飲料水のサントリーが、WEB上で健康食品を

サントリーという、社会的に信頼があるハウスブランド名を冠して

ヨコ展開している例もあります。

さてさて、次回はこのハウスブランド名を使った方が良い場合と
使わない方が良い場合のお話を....。

つづく~