ライン拡張 〜前編〜 | 名古屋発、御社の立ち位置をデザインする、ブランド・デザイナー ◎商標・ブランド・デザインマネジメント

ライン拡張 〜前編〜

以前、当ブログで、ブランドにおけるライン拡張のお話(12/17:セオリー)をしました。

ブランドの広がりは、ブランド力を落とすというセオリーで、

逆にスターバックスのようにサービスや商品展開を上質なコーヒーのみに絞った方が

ブランドが強く形成されるということです。

この話の延長で、ハウスブランド名を拡張時に使用するのかというお話もあります。

基本的にはブランドが弱体化するので、使用するにはリスクが伴うと言われています。

例えばホリデーインというホテルのお話。

ホリデーインは少しリーズナブルで上質なサービスという領域でブランドを築けていたのですが、

以前、高級路線のライン拡張をした際に、ホリデーインデラックスと名付けたのです。

一見、マーケティング的には正しくポジション的にもわかりやすそうなのですが、

実は、顧客の目線からすると、

「ホリデーインにしては宿泊料が高すぎないか?」

ということになってしまいました。

また、コピー機器のブランドとしてNo.1のXeroxの話も有名です。

私が今から20年近く前に就職した際、デザイン会社では、コピーをとることを

「ゼロックスしてきて!」「ゼロックスする」といわれていました。
(最初は理解できず、固まりました〈笑〉。因みに当時の会社のコピー機は
シャープとキヤノンだったんですよ)

そんなXeroxも、過去にはコンピューターメーカーになろうとして失敗しています。

但し現在は、技術の進歩にともなって、コンピューターの出力機器として

複写機とプリンターの複合ソリューションで再度ポジショニングし直して成功しています。

ただし、ライン拡張をした方がいいケースもあるのでこの話は次回に....

つづく