シバの女王の不思議な国 | 名古屋発、御社の立ち位置をデザインする、ブランド・デザイナー ◎商標・ブランド・デザインマネジメント

シバの女王の不思議な国

私の妻は性格が明るい普通の女性ですが、彼女の家族は非常にユニークです。

妻の父は既に亡くなられているのですが、生駒忠一郎という作家で

母は今も海外の僻地を尋ねる旅をしたりして絵を描き連ねている画家です。

また、弟は学生時代にモンゴルを遊牧していたというユニークな経験を持っていて
今も毎年モンゴルを始め、海外に良くに足を運んでいます。

昨年、ちょっぴり幸せなことに、そんな父と母の共著となる本の出版のお手伝いをして、

私も装丁をデザインしました。

デザイン&ブランディングコミュニケーション-書籍
因みにアマゾンでも買えちゃいます。(宣伝するつもりではなかったのですが..(笑))

ウ・セオ、セオといいますのは、アフリカ・マリの言葉で
「ウ・セオ」(元気かい)「セオ」(元気だよ)という挨拶の言葉です。

普通の海外旅行で行くような所ではない、ユニークな地を父や母は尋ねて
文と絵に生きるということに向き合った思いを綴っている本なのですが、

その中でエチオピアの紹介がありまして、私の中で
心に止まった印象的な話「シバの女王の不思議な国」がありました。

シバの女王といいますのは、エチオピアの首都アスクムにある広大な遺跡の
宮殿を建てた女王です。

この国は動物や植物が非常に多くて目立ちます。

ただ、当時父や母が身近に見た小鳥や花の名を色んな人に尋ねても
みんな、「バード」「フラワー」としか答えてくれなかったそうです。
スズメの様にどこにでも見られる小鳥さえも「バード」。

以下一部抜粋します。

~初めは答えるのがめんどうなのかと思ったがそうではなかった。

全てに名があり、専門家は知っている。でも、一般の人は小鳥や花に関心を持っていないというのだ。

それでいて自然を非常に大切にしているのだから不思議であった。~

うまく言葉には言い表せられないのですが、

私自身はとても共感して、何か人の心が豊かな本質的な優しさを感じたのでした。

その他にも一見残虐な儀式と思われることも奥が深い話があったりと

私自身も読んで、今日本で生活している自分というものに向き合う気持ちになりました。