ロゴはブランドじゃない?
突然ですが、私はグラフィックデザイナーです。

ロゴに関する最近の私のお仕事です。
最近の私は有料で「そうだん」を受けることをミッションとして、
デザインの実作業は請け負わないというお仕事もありますが
あくまでも立ち位置はグラフィックデザイナーです。
で、デザイナーであればほぼ全員がロゴは制作しています。
一昔前、大手企業でバブルなCIブームがありましたが、
そんな影響やいわゆる商品ロゴ・アパレルブランドの格好いいロゴの印象などから
ロゴ=ブランドみたいな風潮がありました。
ところが最近では、ロゴ=ブランドではないと多くの方が本などで語っています。
では、ロゴを創る意味、役割はいったいどこにあるのでしょう?
今回は、そんなお話を徒然にしようと思います.......。
以前から私が思っていることがあります。
ロゴの語源や蘊蓄(うんちく)を語れても、
実は、それを語れるデザイナーは、残念ながら少ないなあ...という事。
(一般の社長様の殆どは、ロゴの語源や蘊蓄よりも上記の本質に興味があるようです)
ここでは、ロゴを創る意味について考える上で
「ロゴを創ることで得られるもの」を考えたいと思います。
1.人間の五感の70%は視覚が支配しているため、直感的な印象の大部分で
絵(ロゴ)が担う役割が大きい。→認知効果
2.企業やサービスなど物体でないモノを象徴するモノとして、解りやすい
コミュニケーションが構築できる。
3.理念や経営者の姿勢を反映させることで、直感的な印象として立ち位置を示すことができる。
4.企業価値を高めることができる(文化的価値/強みや存在意義を伝える導線として...)
5.社内外の企業イメージを同一化できる。
(どんな企業になるか/どんな企業に見られたいか)
6.コミュニケーションに一貫性が持たせられる(信頼性/情報伝達スピード/コスト効率)
私が、思いつくところではこんな感じなのですが、あくまでも学んだ事のほぼすべては
企業のインハウスデザイナーとして、事業の起ち上げなどで今まで自分が積んだ経験に
基づいてですので、絶対に正しいと言えるモノではありません。あくまでも参考程度に....。
これらのことを考えますと、ロゴ=ブランドではないものの
ロゴは企業や製品・サービスを表すブランドの大切な要素です。
(ブランドの要素はその他にも沢山あるのですが、ここでは割愛します。)
さてさて、私はお仕事としてブランド構築の支援をしているのですが、
勿論ロゴの制作も良くお受けしています。
ただ、ここでひとつお話ししておきたい、重要なことがあります。
ロゴの構築を安く請け負っている会社さまやロゴ専門の会社さまも多いので
あまり声を大にしては言えないのですが
ロゴを創ることを目的(ゴール)としてしまうことが実は問題なのです。
私も、ロゴを安く創って!という相談をたまにお受けするのですが、
良心的なデザイナーならば、すかさずこう質問するべきです。
「なぜロゴが必要になったのですか?」
「ロゴを創ることで、何を得たいのですか?」
場合によって私は、「そうだん」を伺った後
結果的にロゴのデザインをお断りして別の手段を提案することもあり、
それを受注することがあります。
実は、ロゴを策定するまでの道程が大切で、私のサービスは、ロゴを創るまでの
ヒアリングや整理が、ブランドを考える・自分に向き合うという重要なミッションなのです。
そして、それらを束ねたモノがロゴとなるのですが、
普遍的なメッセージと企業や製品・サービスの立ち位置を正しく
第一印象の中に伝達するものとして構築します。
ということは、
安易に企業のビジョンや立ち位置が伝わらないロゴを創ってしまうことで、
ブランディング的には企業価値が失墜してしまう危険性を孕んでいるのです。
ロゴで一貫したコミュニケーションを構築することで
何を手に入れたいか整理して考えること、ミッション&ゴールを先に設定することが
大切かな~っと個人的には思っています。
ロゴ=ブランドではありませんが、
ロゴを策定するまでの行程=ブランドを考えて整理する大切なプロセス...といったところでしょうか。
因みに最近の社会の風潮として、何かを簡単に定義付けしたり、
型にあてはめたがる傾向があるのですが、
ブランドを構築する手順は企業それぞれです。
ブランディングの手順に順番や型はあまりないと私は考えています。
(勿論基本プロセスはありますが...)
御社は、ロゴに込められたストーリーを社内で共有してますか?
以上、ちょっとまじめなお話しでした(笑)。
追記
ここでお話ししたロゴとは....
文字(ロゴタイプ)・シンボルマーク・絵、またはそれらの組み合わせのことを指しています。
また、私が語っていることは、基本的に中小企業様を対象に話していますので
いわゆる大企業には当てはまらないこともあります。予めご了承くださいませ。
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ロゴに関する最近の私のお仕事です。
最近の私は有料で「そうだん」を受けることをミッションとして、
デザインの実作業は請け負わないというお仕事もありますが
あくまでも立ち位置はグラフィックデザイナーです。
で、デザイナーであればほぼ全員がロゴは制作しています。
一昔前、大手企業でバブルなCIブームがありましたが、
そんな影響やいわゆる商品ロゴ・アパレルブランドの格好いいロゴの印象などから
ロゴ=ブランドみたいな風潮がありました。
ところが最近では、ロゴ=ブランドではないと多くの方が本などで語っています。
では、ロゴを創る意味、役割はいったいどこにあるのでしょう?
今回は、そんなお話を徒然にしようと思います.......。
以前から私が思っていることがあります。
ロゴの語源や蘊蓄(うんちく)を語れても、
実は、それを語れるデザイナーは、残念ながら少ないなあ...という事。
(一般の社長様の殆どは、ロゴの語源や蘊蓄よりも上記の本質に興味があるようです)
ここでは、ロゴを創る意味について考える上で
「ロゴを創ることで得られるもの」を考えたいと思います。
1.人間の五感の70%は視覚が支配しているため、直感的な印象の大部分で
絵(ロゴ)が担う役割が大きい。→認知効果
2.企業やサービスなど物体でないモノを象徴するモノとして、解りやすい
コミュニケーションが構築できる。
3.理念や経営者の姿勢を反映させることで、直感的な印象として立ち位置を示すことができる。
4.企業価値を高めることができる(文化的価値/強みや存在意義を伝える導線として...)
5.社内外の企業イメージを同一化できる。
(どんな企業になるか/どんな企業に見られたいか)
6.コミュニケーションに一貫性が持たせられる(信頼性/情報伝達スピード/コスト効率)
私が、思いつくところではこんな感じなのですが、あくまでも学んだ事のほぼすべては
企業のインハウスデザイナーとして、事業の起ち上げなどで今まで自分が積んだ経験に
基づいてですので、絶対に正しいと言えるモノではありません。あくまでも参考程度に....。
これらのことを考えますと、ロゴ=ブランドではないものの
ロゴは企業や製品・サービスを表すブランドの大切な要素です。
(ブランドの要素はその他にも沢山あるのですが、ここでは割愛します。)
さてさて、私はお仕事としてブランド構築の支援をしているのですが、
勿論ロゴの制作も良くお受けしています。
ただ、ここでひとつお話ししておきたい、重要なことがあります。
ロゴの構築を安く請け負っている会社さまやロゴ専門の会社さまも多いので
あまり声を大にしては言えないのですが
ロゴを創ることを目的(ゴール)としてしまうことが実は問題なのです。
私も、ロゴを安く創って!という相談をたまにお受けするのですが、
良心的なデザイナーならば、すかさずこう質問するべきです。
「なぜロゴが必要になったのですか?」
「ロゴを創ることで、何を得たいのですか?」
場合によって私は、「そうだん」を伺った後
結果的にロゴのデザインをお断りして別の手段を提案することもあり、
それを受注することがあります。
実は、ロゴを策定するまでの道程が大切で、私のサービスは、ロゴを創るまでの
ヒアリングや整理が、ブランドを考える・自分に向き合うという重要なミッションなのです。
そして、それらを束ねたモノがロゴとなるのですが、
普遍的なメッセージと企業や製品・サービスの立ち位置を正しく
第一印象の中に伝達するものとして構築します。
ということは、
安易に企業のビジョンや立ち位置が伝わらないロゴを創ってしまうことで、
ブランディング的には企業価値が失墜してしまう危険性を孕んでいるのです。
ロゴで一貫したコミュニケーションを構築することで
何を手に入れたいか整理して考えること、ミッション&ゴールを先に設定することが
大切かな~っと個人的には思っています。
ロゴ=ブランドではありませんが、
ロゴを策定するまでの行程=ブランドを考えて整理する大切なプロセス...といったところでしょうか。
因みに最近の社会の風潮として、何かを簡単に定義付けしたり、
型にあてはめたがる傾向があるのですが、
ブランドを構築する手順は企業それぞれです。
ブランディングの手順に順番や型はあまりないと私は考えています。
(勿論基本プロセスはありますが...)
御社は、ロゴに込められたストーリーを社内で共有してますか?
以上、ちょっとまじめなお話しでした(笑)。
追記
ここでお話ししたロゴとは....
文字(ロゴタイプ)・シンボルマーク・絵、またはそれらの組み合わせのことを指しています。
また、私が語っていることは、基本的に中小企業様を対象に話していますので
いわゆる大企業には当てはまらないこともあります。予めご了承くださいませ。
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