『100分de名著 カント 純粋理性批判』
西 研
(NHKテキスト)
こちらの番組は拝見していないのですが
たまたまテキストがあることを知ったので取り寄せて
一度拝読しました。
いきなりカントの『純粋理性批判』を読むのは少し無理があると思っていたので
すごく嬉しく、ありがたいテキストでした。
こちらを何度もじっくり拝読して
ゆくゆくはカントの著書も読みたいと思っています。
(…先は長いですが)
こちらのテキストの表紙には
「理性が孕む危うさ」
「答えの出ない問いはどのように問われるべきか?」
とありますが
私としては、個人的に
「答えの出ない問い」に対する態度
を試行錯誤するのに、参考にさせて頂こうと思っています。
(…おんなじことかもしれませんが)
(念のためですが、「答えの出ない問い」に対してあれこれ述べるつもりはありません)
(…述べることもできませんけど)
『物理学と神』
池内 了
例えばこちらの本も、私のなかでは
「物理学と神」ではなく
物理学の神の歴史…みたいな感じで拝読してしまいました。
(…すごく面白くて勉強になりました)
…人類の世界は大まかに、ある意味、
宗教、科学、哲学などの神で多神教な世界だとも思っています。
また、
「毒矢のたとえ」はなるほどと思いますが
真理の追及追求(追究)に対して、考えても仕方がないことよ、と
(漢字を間違えていました。すみません)
よくわかったようなことを言う人様の声も
私にとっては本質からはずれていて、響かないのです。
カントの
「『純粋理性批判』の課題は、
①科学が合理的な根拠をもって共有できる根拠、
②なぜ人間の理性は究極真理を求めて底なし沼にはまってしまうのか、
③よく生きるとはどういうことか(道徳の根拠)、
を明らかにするということ」
ということのようですが、
やはり確かにプラトン(ソクラテス)が脳裏に浮かびます。
…ということで話が逸れてしまいましたが
古代ギリシア時代とカントの時代を行ったり来たりしながらも
じっくり試行錯誤したいと思います。
いつもありがとうございます
アルファ