日本は食レポ大国!!

 

こんなに狭い日本なのに

いろいろな地方から美味しいお店やお料理が次々に紹介されていきます。

 

それを実に美味しそうに食べる食レポ芸能人の皆さん

 

見ているだけで「ごっくん」

 

私は「孤独のグルメ」が好きで、

ストーリー性もあり、主人公の井之頭五郎さんの「つぶやき」も面白く

時々YouTubeで観ています。

 

TasteAtlas が発表した2023/2024年版の

世界で料理が美味しい国・地域ランキングは

 

1位 イタリア

2位 日本

3位 ギリシャ

4位 ポルトガル

5位 中国

 

日本は堂々の2位ですね!!キラキラ

 

こんな食の宝庫にいるのですから、食への関心が高いのもうなづけます。

 

何かを食べると、ドーパミンやセロトニンなどが出てくるため

幸せな気持ちになるそうです。

 

ドーパミンには幸せな気持ちにさせたり、やる気を出す働きがあり

 

セロトニンには心を安定させる働きがあるとのこと

 

 

アメリカの心理学者アーヴィング・ジャニス氏は

「フィーリング・グッド」と呼ばれる実験をしました。

 

被験者である大学生を3つのグループに分け、

ジャーナリストが書いた記事を渡して

3つのグループで感じ方に違いが生じるかを調べてみたのです。

 

渡された記事の内容は

①   ガンの治療は何年後に可能になるか

②   アメリカの軍隊の規模はどの程度が適当か

③   月世界旅行はいつ可能になるか

④   立体映画が実現するのはいつか

 

そして分けられたグループは

グループA 

ピーナツを食べたり、コーラを飲みながら記事を読む

 

グループB

何も口にしないで記事を読む

 

グループC

悪臭のある不快な環境で記事を読む

 

その結果は

 

ピーナツとコーラのグループA

記事に肯定的な意見を持ち

 

飲まず食わずのグループB

不快な環境のグループC

記事に否定的な意見を持つことがわかりました。

 

やはり「食べる」ことは

「フィーリング・グッド」(いい気分でいること)への大切な鍵なんですね。

 

そして、「フィーリング・グッド」な時は

感情が良い方向に向かい、周りの意見を受け入れやすくなるのだそうです。

 

さらに、誰かと一緒に食べると、

料理を真ん中にして会話が弾み、幸せな気分が増しますよね。

 

なぜなら、

もう一つの幸せホルモンであるオキシトシンの分泌が高まり、

不安や恐怖心を和らげるからだそうです。

 

ランチミーティングや接待など

食べながら飲みながらの話し合いも多くありますし、

 

国の首脳同士の交渉などにも会食はつきものです。

 

アメリカの代表的な社会心理学者であるロバート・B・チャルディーニ氏は

著書「影響力の武器――何故、人は動かされるのか」の中で

 

「一般的に食べ物に対して人が持っているイメージは

肯定的なもの、肯定的な感情である。

 

したがって食事の時間に接触した人や対象には、

おのずと好意を抱く傾向がある。」

 

とおっしゃっています。

 

お互い緊張を和らげ、親近感や信頼感が出てきたところで

本題の話し合いに入るのでしょうね。

 

 

また、心理学者の内藤誼人氏によれば

 

「私たちは一緒に食事をしている人が

どのくらい食べるのかによって自分が食べる量を調整している」

 

のだそうです。

 

そういえば、気がつかないうちに、

 

たくさん召し上がる人と一緒なら

私もお箸を運ぶ回数がいつもより多いし

 

あまりお酒を召し上がらない人と一緒なら

私もなんとなくペースダウンしていたり・・・

 

内藤誼人氏は

 

「その意味では、食事も立派な社会行為といえる」

 

とおっしゃっています。

 

ただ空腹を満たしているだけではなく、

幸せホルモンのおかげで

「幸福感」や「思いやり」もしっかりシェアできているのでしょうね。

 

 

みんなで食事といえば思い浮かぶのが、消防士さんの「消防メシ」

(私の2023年12月21日のアメブロ「お弁当は玉手箱」でも触れていますので、ご興味があればお読みいただけると嬉しいです。)

 

消防署に勤務している方々は

24時間、災害に備えて「缶詰状態」で生活しています。

 

今はどうかわかりませんが、以前は

消防官の皆さんで食事を作っていたそうです。

 

お皿を洗ったり、食材を近くの商店に注文したりは

当然ながら新人の仕事

 

徐々に先輩に伝統のお料理を教えてもらいます。

 

ネット検索をするといろいろな消防署の

「消防メシのメニュー」が紹介されています。

 

ぶちうまい油淋鶏、夏野菜カレー、ほっかほか納豆汁、

牛筋うどんと炊き込みご飯、燃え燃えファイアーオムライス

にんにく醤油付き天ぷらうどん・・・・・

 

地域イベントで披露し、地元の人たちと交流を図っている消防署も多いようです。

 

美味しそう~~!!ウインク

 

まさに「同じ釜の飯を食べる」ですね。

 

料理を分かち合い、同じ味を共有するため

隊員の方同士の信頼関係も強まります。

 

消防メシに関しては賛否両論あるようですが

 

命を助けるお仕事を

命がけでしてくださっている隊員の方々の絆を

さらに深めるために

 

消防メシ、

 

応援した~い!!飛び出すハート

 

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食べるのが好きな人たちは

どんな時も最高の人たちよ

 

ジュリア・チャイルド アメリカの料理研家

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美味しい料理を食べるのに

銀のフォークは必要ない

 

ポール・プルドーム 

アメリカのケイジャン料理のシェフ

**********友だちを通りたいなら

一番明るい笑い声が聞けるのは、

食べ物が一番おいしい場所

 

アイルランドのことわざ

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音譜今日もお読みいただきありがとうございました。 明日もよろしくお願いいたします。音譜