昨日の首都圏は夏日‼

 

夏大好きの私には、待ってましたの季節到来です。

 

こんな暑い日によく売れるのが

清涼飲料水、ビール、そしてアイスクリーム

 

あなたはアイスクリームショップでアイスクリームをオーダーする時

カップ派ですか、それともコーン派ですか。

                       

私は絶対にコーン派です。

 

ただ、昔CA時代に仕事でマニラに行った時

空港で買ったコーンのアイスクリームを機内まで持っていこうとしたところ

 

あまりの暑さで、途中でポタポタと溶け始めて

その時だけは後悔しました。

 

でも、やっぱり、

あのコーンとアイスクリームのマリアージュが

なんとも言えず好きなんです。

 

 

このアイスクリームコーンにも誕生秘話があります。

 

現在のようなアイスクリームが誕生したのは17世紀以降

 

そして19世紀にアメリカで撹拌機が開発され

大量生産できるようになりました。

 

その頃はボウル型の容器に入れられていいたそうです。

 

1904年、

アメリカのミズリー州にあるセントルイスで

セントルイス万国博覧会が開かれ

 

そこにアイスクリーム屋さんが出ていました。

 

その日はまさに猛暑!!!

 

アイスクリームは大人気!!!スター

 

容器に入ったアイスクリームは

飛ぶように売れていきます。

 

嬉しい悲鳴!飛び出すハート

 

でも、アイスクリームより

容器が先になくなったしまったのです。ガーン

 

それでもアイスクリームを買い求める人の列が・・・

 

アイスクリーム屋さんの隣には

アーネスト・ハムウィがワッフルを焼くお店を出していました。

 

そこで、彼は、

ワッフルを薄く焼いて円錐型に巻き上げて

「これにアイスクリームをのせたらどうですか」

と提案しました。

 

香ばしいワッフルとしっとりとしたアイスクリームは

絶妙な組み合わせ!

 

さらに器まで美味しく食べられるということで

瞬く間に会場中に広がって大ヒット!!!

 

コーンにのせたアイスクリームを食べる子どもの姿が

セントルイス万博の記念切手にもなったほどでした。

 

そして、それ以来、

コーンにのせたアイスクリームが急速に普及したのです。

 

 

ちょっとした「ひらめき」が新しいものを生み出していきますよね。

 

 

あのカップヌードルも「ひらめき」から生まれました。

 

日清食品の創業者で

NHK連続テレビ小説「まんぷく」のモデルにもなった安藤百福氏は

 

戦後の闇市でラーメン屋台に行列する人を見て

自宅の裏庭に建てた研究小屋で

家庭で手軽に食べられるラーメンの開発を始めました。

 

そして、ついに1958年に「チキンラーメン」を販売

 

それが大ヒット!!!飛び出すハート

 

私は今だにこの「チキンラーメン」が好きです。

 

このチキンラーメンを世界に広めようと

1966年、安藤百福氏は欧米に視察に行きました。

 

あるアメリカのスーパーで

チキンラーメンを試食してもらおうとした時のことです。

 

スーパーの担当者の人たちは

チキンラーメンを小さく割って紙コップに入れ

それにお湯を注いで、フォークで食べ始めたのです。

 

そこで安藤百福氏は

 

アメリカにはどんぶりも箸もない

インスタントラーメンを世界食にするためのカギは

「食生活の違いにある」と気づきました。

 

この経験をヒントに

麺をカップに入れてフォークで食べる新製品の開発に取りかかったのです。

(www nissin.com 参照)

 

ひらめきから生まれたカップヌードルは

今や世界100ヵ国で販売されています。

 

日本発の食品が世界の多くの国で愛されているなんて

素晴らしいですね。

 

 

アイスクリームコーンもカップヌードルも

ちょっとしアイディアが実行にうつされヒットしました。

 

問題を解決するためにアンテナを張っていると

ふとした時に思わぬ情報がアンテナから入ってくることがあります。

 

稲村徹也氏は

著書「お金を稼ぐ人は何を学んでいるのか」の中で

このようにおっしゃっています。

**********

無理かもしれないと思うような課題に直面した時

ひたすら解決のためのポロセスを

あれこれ考え続けます。

 

すると、ふとした一瞬に

アイディアが舞い降りてくるケースが多いのは

不思議なことです。

**********

 

発明の多くは「ひらめき」からきているんでしょうね。

 

あのエジソンでさえ発明の壁に何度もぶつかりました。

 

そのような時は、鉄の球を手に持ったまま

昼寝をする習慣があったと言われています。

 

眠りに落ちると手の力が抜けて、鉄の球が床に落ちて

その音で目が覚める・・・

 

その瞬間に解決策がパッと思い浮かび

エジソンはそれをすばやく書き留めたそうです。

 

「天才とは1%のひらめきと99%の努力」

エジソンの有名な言葉ですよね。

 

実はこれは取材した記者が

大衆受けを狙って改編したのだそうです。

 

実際は

「1%のひらめきがなければ、99%の努力は無駄である」との発言だったのです。

 

さすが「発明王」

「ひらめき」を大切にしていたのですね。

 

**********

ひらめきは執念から生まれる

 

安藤百福 日清食品創業者

**********

音譜今日もお読みいただきありがとうございました。明日もよろしくお願いいたします。音譜