CanCan.JPが

全国20代~50代の男女1,132人に聞きました。

 

☆他人の第一印象で重視している箇所はどこですか?

 

 

 

会った時に1番目に入るのは顔

「安心感」「親しみやすさ」などの印象も

「顔」から受け取れますよね。

 

☆では顔のパーツで重要視する箇所はどこですか?

 

 

 

断トツに「目」ですね。

 

「目は口ほどにものを言う」という慣用句があります。

 

広辞苑では

「情のこもった眼差しは、

口で話すのと同じように気持ちを相手に伝える」

と書かれてあります。

 

本当に、時には

言葉以上の想いを相手に伝えることができますよね。

 

実に目は多くを語るのです。

 

女性が目のメイクを重視するのも納得です。

 

 

今では当たり前のように使われているマスカラ

 

アイメイクの強い味方です。

 

日本ではじめてマスカラが販売されたのは1937年

ハリウッド化粧品が販売したもので

当時の販売価格は200円

 

このころの物価は

 

東宝劇場の地下のグリルでの夜の定食が1円

スイートポテト10個が1円

地味なネクタイが2円

 

だったそうですので

1円が今の2000~2500円の感覚かな?

 

そんな時のマスカラ200円て超・超・超高級品!!!!びっくりびっくりびっくり

 

19世紀にヨーロッパで使われていたマスカラ風の化粧品も

かなり高級品だったようです。

 

一般の人は買うことができず

女性たちはランプの炎に皿をあてて「すす」を集め

それを筆にとってまつ毛に塗っていたそうです。

 

古代エジプトには

マスカラのようにまつ毛を黒くするメイクの記録が

残っていますが

 

それは化粧品というよりも、

眼病予防や宗教的・文化的な意味から

「コール」という墨を目の周りに塗っていたのだそうです。

 

もちろん美容目的でも使われていたこともあり

古代ペルシャの美容学校では

女性にまつ毛を濃くする方法を教えていたり

 

古代ローマでも

まつ毛を長く見せる化粧法が使われていたそうです。

(an an web 2023年12月16日を参照しました。)

 

ここで現在おなじみの化粧品メーカーの

「マスカラ誕生秘話」をご紹介します。

 

1913年

薬剤師だったトーマス・ウィリアムズは

妹のメイベルがしょんぼりしているのを見つけました。

 

「どうしたの?」と声をかけると

メイベルは答えました。

 

「ボーイフレンドのチェットが

他の人を好きになったの。

私は目が小さいので彼に振り向いてもらえない・・・」

 

チェットを妹の方に取り戻したいと考えたトーマスは

妹のコンプレックスを解消しようと

 

ワセリンゼリーに石灰粉をブレンドして

まつ毛を濃く見せる化粧品を作りました。

 

これが現在のマスカラの始まりです。

 

メイベルは兄が作ってくれたその化粧品を使い続け

ついにチェットのハートをつかみ

 

そして結婚!!!!飛び出すハート飛び出すハート

 

メイベル、おめでとう!ラブラブラブラブラブラブ

 

妹のためにつくったマスカラの効力を実感したトーマスは

 

その2年後、

「ラッシュ ブロウ イン」と言うマスカラを販売して

ブランド「メイベリン ニューヨーク」が誕生するのです。

 

「メイベリン」は妹メイベルとワセリンにちなんで

名づけられたそうです。

(Precious .JP 2018年5月9日を参照しました。)

 

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メイクは女性が自分らしくなる手段で

より美しく自信を持ってもらうためのものです。

 

ボビー・ブラウン 

アメリカのメイクアップアーティスト

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メイベルはお兄さんの愛を感じながら

毎日化粧品を使い

次第に自信が持てるようになったのでしょう。

 

小さな目なんてなんのその

 

チェットの前で思いっきりの笑顔と彼女らしさを

表現できるようになったのだと思います。スター

 

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私は化粧をする女が好きです。

そこには虚構によって

現実を乗り切ろうとするエネルギーが感じられます。

 

寺山修二 劇作家

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精神科医の斎藤茂太さんは次のようにおっしゃっています。

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気に入ったおしゃれ(お化粧も含む)をすることは

自分に自信をつけ気力を充実させます。

 

あえて言えば「気取る」こと

 

気取りがエネルギーになるのです。

 

少し華やかな自分を演出してみれば

気持ちも浮きだってきます。

 

そして最後にもう一つ

 

「笑顔」という最高のおしゃれも

忘れずにいたいものです。

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そうですよね。

初めと終わりはやっぱり「笑顔」

 

笑顔なしのお化粧はありえません。

 

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笑顔は女の子ができる最高のメイクよ

 

マリリン・モンロー アメリカの女優

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鏡い笑いかけて下さい

毎朝すれば大きな変化にきづきます

 

小野洋子 ジョン・レノンの妻

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音譜今日もお読みいただきありがとうございました。 明日もよろしくお願いいたします。音譜