家庭、学校、職場、趣味の仲間、ママ友・・・

 

私たちはいろいろな人と関わりながら生きています。

 

その中には、当然のことながら

好きな人もいれば苦手な人もいますよね。

 

好き嫌いは誰にでもある感情です。

 

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食べ物の好き嫌いが多い人は体が弱い。

人に対して好き嫌いの多い人は心が狭い。

 

河盛 好蔵 フランス文学者

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「心が狭い」と言われても

苦手な人は苦手・・・

 

苦手な人と、そ~っと距離を置ける場合はいいのですが

どうしても関わらなければいけない時だってありますよね。

 

 

オーストリアの心理学者であり精神科医の

アルフレッド・アドラーさんは

著書「嫌われる勇気」の中で

 

「すべての悩みは人間関係の悩みである」

 

と言っています。

 

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嫌な人に意地悪されたら凹む

嫌な人に好かれた方が大変。

 

精神科医Tommy先生

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おそらく人間関係に悩んでいらっしゃる方は

とってもいい方なんだ思います。

 

ちゃんと空気を読んで

相手の方を逆なでするようなことはしない。

 

何か批判されても、すぐには言い返さない。

 

それでいて、後からじわじわと

その理不尽さと自分の不甲斐なさに気づいて

 

怒り、そして落胆するのではないですか。

 

うん、わかる、わかる・・・

 

そして、周りの人がどう見ているかって

やっぱり気になりますよね。

 

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他人が自分のことを好いてないという問題を

解決する方法は

 

他人に好いてもらうために

自分を変えることではない。

誰からも好かれることは不可能だし

またその必要もないということを

理解することなのだ。

 

ジェリー・ミンチントン アメリカの著述家

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誰にとってもいい人でいることは不可能ですし、

みんなから嫌われるということもないんです。

 

お釈迦様もこう言っています。

 

「皆にてほめる人はなく

皆にてそしる人はなし」

 

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自分の心が正しいと思うことをしなさい

どっちにしたって批判されるのだから

 

エレノア・ルーズベルト

第2代アメリカ大統領ルーズベルトの妻

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浜松医科大学名誉教授の高田明和教授は

著書「一瞬で不安をしずめる名誉の知恵」で

 

「他人は何でも批判します。

それによって自分の考えを変えたり

迷ったりするのは

ばかばかしいことなのです。」

 

と、おっしゃっています。

 

周りの意見に耳を傾けることはとても大切です。

 

でも、振り回されることはないですよね。

あなたの人生はあなたのものなのですから・・・

 

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出る杭になれ。

出ない杭は土の中で腐る。

 

吉超 浩一郎 実業家

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いや、確かにそうですね。

腐るのは嫌だ~~😿

 

 

今から1000以上も前、時は平安時代の中期、

 

日本文学史上に名を残した二人の女性がいます。

 

そうです、

紫式部と清少納言です。

 

この二人は同じような境遇にあったことから

何かと比較され、ライバルであったといわれることが  

多いですよね。

 

現に、紫式部は、日記文学作品「紫式部日記」において

清少納言のことを

 

「無駄に漢字を書き散らしているのみならず

その知識も大したことがなくて中途半端」

 

と痛烈に批判

 

まさに宣戦布告です。

 

これに対する清少納言の記述はないので、

 

「ふん、くだらない。好きに言っていれば!」と言ったか

 

「よ~し、受けて立とうじゃないか!」と言ったかは

 

わかりません。

 

ただ、男性ともやり合えるくらい、

明るくて負けず嫌いな清少納言のことですから

おそらく後者ではないでしょうか。

 

紫式部 VS 清少納言

 

SNS時代の現代に生きていたら、

どんな熱いバトルが繰り広げられたことでしょうね。

 

悠久の時を超えた才女対決

 

興味あるところです。

 

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周りの目に振り回されるより

あなた自身の本当の気持ちを大事にして

あなた自身の人生を生きた方が

良いとは思いませんか。

 

岡本 一志 作家

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音譜今日もお読みいただきありがとうございました。 明日もよろしくお願いいたします。音譜

きょう