♪ 探し物は何ですか?

♪ 見つけにくいものですか?

♪ カバンの中も つくえの中も

♪ 探してけれど見つからないのに

 

♪ まだまだ探す気ですか?

♪ それより僕と踊りませんか?

♪ 夢の中へ 夢の中へ

♪ 行ってみたいと思いませんか?

  ウウッウ~ ウウッウ~ ウウッウ~ 

ア~ ア~

 

1973年にヒットした

シンガーソングライター井上陽水さんの「夢の中へ」です。

 

いろいろなドラマの主題歌やCMに起用されていますよね。

 

私はスマホとかペンとか

手に持っている物をちょっとどこかに置く癖があるのと

 

「大切だ」と思ったものをしまい込むことが多いので

 

自慢ではないのですが、

ゴソゴソ、ウロウロとよく探し物をしています。

 

しかも見つけるのが超下手

 

ですから、こんな明るい曲が流れると

焦りが薄らいで、

「まぁ、そのうち出てくるからいっか!?」という気になってしまいます。

 

紛失防止デバイスの開発をしている

MAMORIA株式会社は、2023年11月に、

10代~70代の全国の男女500名を対象に

「家の中での物の捜索」に関するアンケートを

インターネットで実施しました。

 

その結果

 

☆    61.8%の人が一週間以内に家の中で探し物をしている。

☆    家の中での紛失回数は、平均で月3.2回

☆    家の中で紛失しやすいものは

1位 鍵

2位 携帯電話

 

皆さん結構探し物をなさっていらっしゃるんですね。

安心しました。私だけじゃないんだ!!!

 

 

「夢の中へ」の曲の後半には

こんな歌詞が出てきます。

 

♪ 探すのをやめた時

♪ 見つかることもよくある話で

♪ ・・・・・・・・

♪ ・・・・・・・・

 

「探すのをやめた時

見つかることもよくある話で」

 

これって、本当?

 

MAMORIA株式会社のアンケートでも

 

一回落ち着いて深呼吸したり、

諦めて家を出て帰ってきたらすぐに見つかった・・・

というエピソードが多数寄せられたそうです。

 

 

2009年6月の「神経科学ジャーナル」誌には

このような研究が発表されました。

 

機嫌が悪い状態の人は

脳の視覚野と呼ばれる部位

(見ることを司る部位)が

情報を正しく処理できなくなり、

 

反対に機嫌がいい人は、

機嫌が悪い人に比べ

探し物が見つかる確率が

50%高くなるんだそうです。

 

何度も同じ場所を探してもなかなか見つからない時

 

焦りとイライラがどんどん増して不機嫌状態

 

こんな時は、「夢の中へ」の歌詞の様に

ダンスでも踊って夢の中に行っていた方が

見つけやすいってことなのでしょうか。

 

なるほど・・・

 

アメリカの自己啓発書作家のパム・グラウトさんの著書

「こうして思考は現実になる」の中で

 

バスを待っている女性の話が書かれています。

 

その女性は「バスが来ない」と文句を言うのに忙しく

そのため待っていたバスが来ても

気づかなかったのだそうです。

 

不機嫌な周波数に乗っていたせいで

一番欲しいものが目の前にあっても

気づかなかったとのこと。

 

「つまり、不機嫌でいる」と

バスが「消える」のだそうです!!!

 

不機嫌なエネルギーを出している時は

雑音が多く入るので

他にもたくさんの物を消してしまっているに違いありません。」

 

このようにパム・グラウトさんはおっしゃっています。

 

やはり、ここでも

「どうしても見つけなきゃ」とムキになっているより

 

ダンスでも踊って夢の中に行っていた方がいい

ってことですよね。

 

 

仕事や日常生活で誰もが経験するようなユーモラスな経験を

アメリカの航空工学者である

エドワード・アロイシャス・マーフィー・ジュニアさんが

「マーフィーの法則」としてまとめています。

 

その中にも、なんと

「探し物は、探すのを止めたら見つかる」

 

まさに歌の歌詞通りのことが書かれあるじゃないですか!!!飛び出すハート

 

この「マーフィーの法則」

なかなかおもしろいんですよ。

ちょっとご紹介しますね。

 

・急いでいる時に限って、赤信号になる。

・避けたい人ほどよく会う。

・洗車し始めると雨が降る

・傘を持ってない時に限って大雨が降る

・バスはいつも予定通り来ないが

自分が予定時刻に遅れた時に限って定刻に来る

・ゴルフにおけるベストショットは、一人でプレイしている時に出る。

・机の上のお茶は、いつも最も重要な書類の方に向かってこぼれる

・飲み会でトイレに立つと、自分の席が占領されている。

・試験終了後、部屋を出てすぐに、わからなかった問題の解答を思い出す。

 

面白いでしょ?

まだまだありますよ。

 

こんなユーモラスな法則を読んで笑っていると

 

ちょっとした探し物は

もうどうでもよくなってきました。

 

夢の中で、ダンスでも踊ってみましょうか。

 

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何だ、

あれが僕たちの探している

青い鳥なんだ。

僕たちはずいぶん遠くまで探しに行ったけど、

本当はいつもここにいたんだ。

 

モーリス・メーテルリンク 

ベルギーの作家 「青い鳥」の作者

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音譜今日もお読みいただきありがとうございました。 明日もよろしくお願いいたします。音譜