あなたはワインがお好きですか？
私はだ～い好きで
365日、ほぼ毎日（いいえ、毎日）
飲んでいます。
毎日飲むので
本当にリーズナブルな価格のワインしか飲めませんが
それでも
仕事の後の一杯は
まさに至福の時です。
ベルギーの放送局がソムリエと協力して
3ユーロ以下（日本円で約500円）のワインの中で
どれが最もまずいかを選ぶ試飲会があったそうです。
（そんな試飲会あり？？）
この名誉ある（？）一位に輝いたのが
大手スーパーマーケット「delhaize」で売られている
2.5ユーロ(日本円で約370円)のワイン
ところが
そのワインに
“Chateau Colombier”という
架空のワインのラベルを張り替えて
国際ワインコンクールに出品したそうです。
結果はどうだったと思いますか？
な、な、な、なんと
金賞!
最もまずいワインが
国際ワインコンクール金賞！
ギャップ、大きすぎ!!!!
なんでも
ワイン評論家からは
「果実とスパイスを感じる味わい」
「酸味があり、グリルした肉と合う」
このような講評をいただいたそうですよ。
ね、
世間の評価なんてこんなものかもしれません。
私はお正月番組の一つ
「芸能人格付けチェック」という番組が好きで
毎年楽しみに見ています。
芸能人たちがチームを組み
味覚や音楽などのジャンルごとに格付けチェックに挑み
間違えるたびに
ランクがどんどん下がっていき、
一流→普通→二流→三流→そっくりさん→
そして最後は「映す価値なし」といって
画面から消えていきます。
格付け問題は、例えば
四重奏を同じ演奏者が弾く
一つは総額49億円のヴァイオリン＆チェロ
もう一つは総額106万円のヴァイオリン＆チェロ
（どちらが総額49億円かを当てる）
食では
クリームシチューにした3つの肉
高級牛肉・マカジキ・そして革靴用豚肉
どれが牛肉かを当てる
（さすが革靴用豚肉なんてありえないでしょうと
思うのですが、これがみごとに間違える）
ダンスでは
世界大会で優勝したダンサーとその弟子
（どちらがプロダンサーかを当てる）
芸能界の大御所、自称グルメ
プライドが高い又はテンネン
美男美女、いじられ役
いろいろな芸能人たちが
正解しては歓喜の声を発し
不正解のたびに打ちひしがれる様子は
見ていて痛快!!
その中で
ミュージシャンのGACKTさんは
2024年で個人連勝74
音楽はもちろん
ダンスやヴィンテージ物のワインまで
すべて正解
さすがの感性です!!!
「どうしてこんなのがわからないの？」
とクールにおっしゃいますが
私には、無理、無理、無理!!!
この「芸能人格付けチェック」に何度か登場して
多くの芸能人を惑わせ
画面から消滅させた
罪作りな商品があります。
それは
「ほぼカニ」です。
その時用意されたのは
北海道産最高級タラバガニ（1杯42,000円）、
スーパーの冷凍タラバガニ（100g580円）
カニカマ（「ほぼカニ」 255円）
目隠しされた芸能人が食べ比べ
次々に判定をしていきます。
ここで何人かの芸能人が
「これぞ、高級タラバガニ、間違いなし！」と
「ほぼカニ」を選んだのです。
この番組が放送されて以降
この「ほぼカニ」を作り出した食品会社カネテツデリカフーズは
ホームページのサーバーが一時ダウンするほどの反響があり、
放送後約2週間で
前年の年間販売件数の2倍を超える注文があったそうです。
そして
「ほぼカニ」だけではなく
「ほぼタラバ」「ほぼホタテ」「ほぼイクラ」
「ほぼエビ」「ほぼウナギ」なども
開発されているんだそうですよ。
おもしろいですよね。
カネテツデリカフーズのご担当者の方々は
「決してだますつもりはありません」
とおっしゃっていますが、
いえいえ、
美味しいと思ったらそれが最高
コスパが良ければさらにラッキー
何も一流と言われていなくても
どんな賞をとっていなくても
一庶民のひがみかもしれませんが
上手にだまされてみるのもいいと思います。
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高いものがうまいんじゃなくて
今、食べたいものが一番うまいし、
それが高級品
島田 洋七
「がばいばあちゃんの勇気がわく50の言葉」より
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今日もお読みいただきありがとうございました。 明日もよろしくお願いいたします。