このごろ、すっかり減ってしまった

サーカス公演

 

あなたはサーカスを見たことがありますか。

 

ディズニーのダンボに出てくるような

あの鮮やかなテント小屋が目印でした。

 

 

日本で初めてサーカスが行われたのは

アメリカ人リズリーによって

1864年(元治元年)に横浜でのこと

 

江戸時代だったんですね~!

 

そして

1899年には、日本人のサーカス団が生まれました。

 

このころの日本のサーカスのレベルは

とても高かったそうです。

 

それが今では

海外のサーカス団に押されてしまい

 

戦後30以上あったサーカス団も

残っているのはたったの2つだけ

 

寂しいですね!

 

サーカスには動物がたくさん出てきます。

 

ライオンの火の輪くぐり

熊の玉乗り

象のシーソー

 

動物虐待の理由で

近年は野生動物の使用を禁止しています。

 

 

アレクサンダー・ロックハート著の

「自分を磨く方法」の中に

 

「サーカスの象の話」が載っています。

 

サーカスの象は

小さいころは

鎖で杭につながれています。

 

杭を引っ張って逃げようとするのですが

まだ身体が小さいので

杭を引っこ抜くことはできません。

 

次の日も、次の日も

何度も逃げようとするのですが

できません。

 

そして、ある日

逃げることを諦めてしまったのです。

 

「僕には力がないんだ!」

 

子象は成長して大人の象になります。

 

もう簡単に杭を引っこ抜くことが

できるはずです。

 

でも逃げないんです。

 

なぜなら

思い込んでいるから、

「僕には力がないんだ!」と・・・

 

「君はできるんだから、頑張って~」

って、行ってあげたいですよね。

 

これって

人間にも当てはまりませんか?

 

思い込みによって

本来の自分が見えなくなることは

人間も同じ

 

「昔やったことがあるけど、できなかったの!」

 

だから

 

「私、これできないの~!」

 

苦手意識を植え付けてしまうと

二度と同じことに挑戦しようと

思わなくなりがちです。

 

でもね、

あなたが知っている自分は、

過去のあなたでしかありませんよ。

 

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斎藤 茂太 「ほがらかに品よく生きる」より

 

子どものころやってみて

できなかったことでも

今やったら簡単にできることなど

たくさんあるはずなのだ。

 

いつまでも「これダメだ」と思っていたら

本当にいつまでもできるようにはならない。

 

「そこまで」である。

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大人になってできることは増えているのに

苦手だと勘違いしたまま

 

「私、これできない~」って思っていることも

今ならできるかもしれません。

 

ダメだと思っていたことが

やってみると意外とすんなりできて

 

「な~んだ、

もっと早くからやっておけばよかった!」

って思えることもあるかもしれませんよ。

 

もしできなくたって

いいじゃないですか。

 

挑戦した自分を

たくさんたくさん褒めてあげてくださいね。

 

「心のブレーキ」があなたの人生のブレーキに

なってしまっていませんか。

 

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あなたの脳力に

限界を加えるものは、

ほかならぬ

あなた自身の思い込みなのです。

 

(ナポレオン・ボナパルト フランスの皇帝)

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音譜今日もお読みいただきありがとうございました。 明日もよろしくお願いいたします。音譜