あなたは
ジョー・ジラードさんという
ギネス記録保持者をご存知でしょうか。
何のギネス記録保持者かって？
世界ナンバーワンのセールスマン
なのです。
1966年から1978年の12年間を連続して
ギネスのNo.1セールスマンの地位を維持し
いまだにその記録は破られていないそうです。
ジラードさんはアメリカデトロイトで
イタリア移民の子として生まれ
極めて貧しい少年時代を過ごしました。
8歳のころから
靴磨きや新聞配達をするようになり
40余りの仕事をを転々とし
高校は中退。
35歳でミシガン州の
シボレー車のディーラーとして、
キャリアを開始しました。
しかし、ジラードさんには大きなハンデが
あったのです。
実は、ジラードさんは
スムーズに言葉を発することができない状態
つまり
「どもり」だったのです。
（セールスマンって、流暢な語りが必須と
思ってたけど・・・）
しかし、お金を稼ぐためには
克服しなければいけない。
「どもり」を克服する過程で
自分が何を言おうとしているのか
何を言うべきなのか
人が何を聞きたがっているのか
これらのことをよく考えるようになったそうです。
そして
ギネス記録になる前の3年間を含む
15年間で
なんと
13,001台の乗用車を売りました。
日本の国産ディーラーにおける
新人セールスマンの年間平均販売台数は
60台と言われていますので
いかに凄いのかがわかりますよね。
一日に18台の車を売ったこともあるんですって。
一日に高価な車を18台売る⁉
凄っ!!!
一時間に２～3台は売っている計算になります。
なぜこのように車がどんどん売れていったのでしょう。
ジラードさんは「ジラードの法則」というのを
提唱しています。
「ジラードの法則」とは
どんな人にも250人程度の知り合いがいる
目の前の一人をないがしろにしてしまうと
その後ろでつながっている
250人に対して影響がある。
逆に目の前の一人を大切にすることで
その後ろの250人にも良い影響がある
もし週に50人の人と出会い
そのうち2人だけが
私の接客に不満だったとする。
たった2人でも、
その2人の影響を受ける人は
一年後には5000人ぐらいにはなるだろう。
ですから「目の前の人」一人一人に誠意をつくして
大切にしましょう
ということです。
ジラードさんが一人一人のお客様を大切にすることで
紹介が紹介を呼んで
リピーターの方はもちろん
新規のお客様でも
「ジラードさんから買いたい」と
決めて来店なさっているのでしょうね。
また、ジラードさんは、
お客様だけでなく、
車の修理のスタッフの方々
スタッフの方の家族の方々も
とても大切になさったそうです。
まるで扇形に敷き詰められて並べたドミノの
一つ一つが影響し合っていくような
ジラードさんの世界感が理解できます。
ジラードさんは
人から好かれるセールスマンを
徹底的に意識しました。
ジラードさんの
人から好かれるセールスマンになる
基本4選!!!
１ 良い姿勢
２ 清潔な服装
３ 聞き役に徹する
４ 笑顔でいる
だそうです。
これってビジネスだけではなく
日常生活にもバッチリ通用しますよね。
この4つを兼ね備えた人を想像したとき
あなたは
どんな人を思い浮かべますか。
私は
小林正観さんの著書「ありがとうの奇跡」の中の
こんな人を思い描きました
ここからは内容の抜粋です
人は一人で生きていると「ヒト」ですが、
喜ばれるように生きていくと、
人と人の「間」で生きる
「人間」に変わります。
「人間」の生きる目的は、
欲しいものを得たり
何かを成し遂げることではなく
「人の間で喜ばれる存在になること」
「『ありがとう』と言われる存在になること
ただ、「喜ばれること」を続けていけば
いいのです。
(小林正観 「ありがとうの奇跡」より一部抜粋)
トップセールスマンとしての存在は
常に「喜ばれる存在」であること
そして
あなたが「喜ばれる存在」であることは
周りに「喜び」を広めていること！
「喜び」は伝染します!!!
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人間の最大の罪は
不機嫌である
ゲーテ ドイツの詩人
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今日もお読みいただきありがとうございました。 明日もよろしくお願いいたします。